風の色 (講談社文庫)
風の色 (講談社文庫) / 感想・レビュー
エンリケ
何の予備知識も無く書店で衝動買いした一冊。夢か現か定かではないシーンが随所に有るのは僕好み。冒頭はパラレルワールドを扱うファンタジーかと想像したが、中盤からはミステリーの様相が色濃い成り行き。死んだと聞かされた彼女を探す主人公に大きく感情移入してしまった。ドッペルゲンガーやマジックなど、話を彩る題材も魅力的。そして何より描写に心惹かれたのは、流氷に閉ざされたオホーツクの海。その凍える風を感じながら、悲恋に壊れたヒロインの心情に思いを馳せた。終わってみれば一途な恋物語。近日公開の映画にも興味が湧く。
2018/01/19
チェス
うーん、今ひとつ乗り切れず。
2020/06/01
nekohunda
映画みてから読み終わり。 文章つらつら。台本な感じ。
2018/02/16
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