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ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー (講談社文庫)

ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー (講談社文庫)

ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー (講談社文庫)

作家
ジョン・ノール
ゲイリー・ウィッタ
クリス・ワイツ
トニー・ギルロイ
アレクサンダー・フリード
稲村 広香
出版社
講談社
発売日
2017-10-13
ISBN
9784062937894
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ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー (講談社文庫) / 感想・レビュー

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future4227

映画も良かったけれど、ノベライズ版もかなりぐっとくる。映画では割愛されていた登場人物たちの微妙な心理描写が詳細に描かれている所がいい。特に主人公ジンの父への思いやソウへの思いはかなり複雑で、映画ではやはり描ききれてはいないと思った。悪役のクレニックの心の内もよくわかり、なんか中間管理職の悲哀を感じて、ちょっと同情。意外なのはドロイドK-2SOにも感情らしきものがあるということ。ラストの身を呈した壮絶な戦いは、とても人間的でキャシアンとの深い絆を感じる印象深いシーンだった。

2018/03/23

だまし売りNo

デススターと言えばモフ・ターキンのイメージがある。しかし、ターキンは、開発時は開発の遅れに文句を言うばかりの嫌な上官であった。実質的な開発責任者はクレニック長官である。クレニックはターキンからも、ダース・ベイダーからもパワハラを受け、可哀想に感じてしまう。主人公にとっては憎むべき親の敵である。悪逆非道な悪役と描いた方が主人公サイドに感情移入しやすい。長官に感情移入させる流れは物語上有用か疑問があるが、現実の多面性を描いている。

2019/02/02

歩行者天国

スター・ウォーズ史上最高傑作とするファンがいるのも納得の名作です。スカリフ潜入を評議会から却下され意気消沈するジンに、キャシアン達が「君を信じる」と言い「ローグ・ワン」が結成される場面が最高です。最後のレイアのセリフで「新たなる希望」と繋がった瞬間、往年のファンの喜びは一入だったはずです。活字で読んで再び感動してしまいました。

2023/08/05

虹色魚礁

ローグ・ワンの魅力は、何と言っても「選ばれし者」では「ない」人たちが主役であるところです。愛する人々や心地よい居場所、希望に満ちた未来を「奪われた」人たち、傷ついた人たちの物語であることです。ジェダイの騎士たちの華々しい活躍の影で、彼らのような一兵卒の苦悩や喜びがあったことが心を打つのです。 淡々とした行動の裏で揺れ動くジンの心、豪快な外見や戦い方の裏で優しさや弱さをあわせ持つベイズの心。小説になることでより深く味わうことができました。キャシアンの葛藤や、チアルートの孤高の強さも。

2017/12/29

ウサギのバイク

映画は何度も観て大好きなのだが、小説は読んでいなかった。キャラクターたちの心情がより分かって良いです。エモさ倍増。

2022/12/05

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