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決戦!大坂城 (講談社文庫)

決戦!大坂城 (講談社文庫)

決戦!大坂城 (講談社文庫)

作家
葉室麟
木下昌輝
富樫倫太郎
乾緑郎
天野純希
冲方丁
伊東潤
出版社
講談社
発売日
2017-11-15
ISBN
9784062938013
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決戦!大坂城 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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キャプテン

★★★★☆_「*不定期開催*日本小説100名城フェア」No.002。うわーい!!まだ2城目だー!【大阪城(大阪府大阪市)】太閤秀吉が作り上げた、最強にして、最高の絢爛さを誇った天下人の城。国内最大級の総構えを備えていた。大阪冬の陣、夏の陣を多角的に描き出す短編集。真田信繁と豊臣秀頼のかっこよさが際立つ作りになっている。長宗我部盛親の方が好きな俺としては、少し寂しい。大阪城が動くとき、それは日本の歴史が動くときである。壮大な復元天守が目玉として知られているが、全体的な縄張りの作られ方を俯瞰するのがオススメ。

2019/01/09

Our Homeisland

決戦!2冊目。大阪の陣の話は先ごろ万城目氏の「風太郎」を読んだばかり。これまで読んだものからの平均的なイメージは、何とかしたい浪人衆と、大野兄弟などに言われるまま何のリーダーシップも発揮できずに家康にされるままになっている情けない淀と秀頼というものであるが、淀と秀頼の思慮とリーダーシップ、幸村のイメージも覆す話などバラエティに富んでいました。福島正則の弟のクローズアップも初めて。それにしても水野勝成という武将の経歴のユニークさには本当に驚かされました。関ケ原やその他も早く読みたいです。

2019/09/24

むた

歴史小説がこんなに面白く感じる歳になったかおれ。大坂冬の陣、夏の陣をそれぞれの武将を主人公に魅力的な作家さん達が描く。立場が違えば正義も変わる。関西人としては徳川はん、そらあんまりでっせ、と言いたくもなるエピソードもあるが秀頼を追い詰める家康の覚悟も凄まじい。現代のサラリーマンこそ命をかけて自らのプライドを護ろうとした男達の生き様を見倣うべき。無理か。

2019/01/21

くまゆう

面白かった! もう、出てくる人がみんなかっこいい。方広寺鐘名事件がひどい難癖だせど、淀殿とかはまるで気づいてなったのかな、と思っていたけれど、わざとでは、という説になるほど、と思った。この本はアンソロジーだけど西軍サイドが多かったので……。どう考えても徳川軍に大義はなかったわけだけど、それだからこそ、徳川から見たらどうなるのかって視点も読んでみたいと思った。

2020/09/23

ラスカルマン

決戦!大阪城 #読了 大阪の陣をテーマにした歴史作家の短編集。一冊で色々な作家、登場人物楽しめる!一番◎は、「日ノ本一の兵」 幸村の影武者、陰謀説が斬新だった! 「黄金児」も秀頼が若く有能で家康が寿命に焦る様が良かった!「男がたたぬ」は伊東さんらしい男らしい武者話に安心して楽しめた😆

2018/10/22

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