烙印(上) (講談社文庫)
烙印(上) (講談社文庫) / 感想・レビュー
Yunemo
やっぱりね。もやもや感、冗長感、何故、こんな記し方になって、或いはしてしまったんだろう、著者コーンウェル氏。今編も、事件に辿りつくまでの表現にイライラ感が。暑さを表現するのにこんなにページを割かなくてもいいのに。自身の毎年恒例行事となってしまったスカーペッタの活躍、いつ頃から変わってしまったのかな。当初のワクワク感、検屍官という新たな分野に心躍っていたあの時代を懐かしむ歳にもなってしまったし。登場人物それぞれがバラバラで、それぞれの特性がぼやけて、ルーシーの特異まれな性格を活かしてほしいと想うのは私だけ?
2019/02/03
ひさか
2018年12月講談社文庫刊。シリーズ15作目。今までのものに比べて、随分と薄くなりました。スカーペッタの脳内妄想かと思うお話が続きます。
2020/11/15
takogon
相変わらず風景や持ち物や人物描写が詳細すぎて、なかなか本質部分に進まない。当初は1冊で済んだのに巻が進むにつれて上下巻になり、さらに金額もアップ。厚くもない文庫1冊が1200円もする。つまり上下巻で税別2400円だ。それでも新刊が出ると買って読む私は病気だ。しかし、この『烙印』については古書店に出るまで待ち、買ってしばらく放っておいた。あ、愚痴ばかり書いてしまった(^-^;感想は下巻を読んでから。また美人で有能なサイコパス、キャリー・グレセンが出てくる予感。
2020/05/08
ちちこ
年末恒例のスカーペッタシリーズ最新刊。昨年は発売されなかったので、2年振り。いろいろと忘れている事柄、人間関係を思い出しつつ。何が起こっているのかはっきりしなさすぎて、とっかかりからややこしい。これは変わらずかも?このモヤモヤがすっきりされる事を期待して下巻へ。
2019/01/03
まげぽん
検死官なのに、上巻では現場見聞のみ。ひっぱりすぎだ。面白いことは面白いのだが、もはやキャラクターのみで流れていくようである。ブライス、という助手がいるが彼が「気にくわない」ケイ。仕事はできない、おしゃべり野郎だから、そしてストッキングのスペアを準備していないから。確かに、主人公ケイが腹を立てるのも分かる。しかしだ、いくら偉くて忙しくても、ストッキングくらい自分で用意したってバチは当たらない。若干、久しぶりのケイは「何様」感が鼻に付く。
2019/03/21
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