読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

家族シアター (講談社文庫)

家族シアター (講談社文庫)

家族シアター (講談社文庫)

作家
辻村深月
出版社
講談社
発売日
2018-04-13
ISBN
9784062938488
amazonで購入する Kindle版を購入する

家族シアター (講談社文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

家族がテーマの短編集。これはかなり名作揃いなのでは?と読了後思えるほどどの話も素晴らしかったです。姉と妹、孫とじいさん、子供と親と、祖父母とひいばあさん、兄弟等色んな家族とのシチュエーションの話ですが、どの世代の人間の心情も物凄くよくわかっているのが凄いと思いました。喧嘩しても、気まずくなっても家族は知らぬ間にまた会話をする、うっとおしいこともあるけれど家族はいつ何時でも家族であることを実感しました。『タイムカプセルの八年』が好きです。

2018/05/01

カメ吉

短編集ですが、どの作品も良かったです。懐かしさ満載で忘れてた記憶が戻ってくるような感覚な話が多かった。『家族』の親子であったり、姉妹であったり孫であったり…。 どの作品も親の目で見る感じで感情移入してしまう。 さすがは辻村深月作品でした。

2018/05/05

タイ子

100の家族があれば100通りの家族があって、誰も家族と幸せになろうと日々生きている。だけど、家族は近すぎてね。自我を通せるのも、許してもらえると思ってしまうのも、自分一人で大きくなったと錯覚させてもらえるのも家族あってこそ。年を経て、子供が親になり、親が孫を抱き、立場が違って初めて昔の自分が見えてくることもある。でも、親子、兄弟、姉妹の関係は不変。なんか、こんな思いすることあるよね、こんな家族いるよね、我が家はどう?ってイラっとしたり、ジーンときたり、改めて家族に思いを馳せる7つの家族の物語。

2018/07/23

Δ

まさに家族なシアターであった。家族あるあるって感じ。それぞれの家族にそれぞれの家人の関わり方ってあるよね。しかも微妙な感じの。さすが辻村氏、絶妙にその微妙を描いている。確かの家族って切っても切れない関係っていうのが通常で、切れないからこそ衝突していけることもあるし、逆に切れらないからこそ内緒にしなくちゃいけないこと、相談できないことだってある。全てがあからさま、大っぴらだから幸せかっていうと、それは違うと私は思う。他人だから相談できること打ち明けられることだってある。でも最終的に帰る場所はそこなんだよね。

2018/07/12

エドワード

子供のない同世代と話す時、どうしようもないもどかしさを感じる時がある。親の気持を理解してもらえないからだ。家族の絆とか屁理屈こねる評論家はこの本を読め!忍耐と諦め、喜怒哀楽も、家族だから、だ。父と息子。母と娘。そして、きょうだい。性格の異なる姉妹の葛藤を描く「妹という祝福」「1992年の秋空」が短編と思えない深さ。学習と科学が懐かしい!(私は科学派ね)祖父と孫娘のぎくしゃくした関係を描く「孫と誕生会」、正論ばかり吐く祖父だが、「実音は実音で、やり返せないなりの努力を、懸命に、しているのだ。」で一発逆転だ。

2018/04/20

感想・レビューをもっと見る