レディ・ヴィクトリア アンカー・ウォークの魔女たち (講談社タイガ)
レディ・ヴィクトリア アンカー・ウォークの魔女たち (講談社タイガ) / 感想・レビュー
佐島楓
19世紀のイギリスが舞台。階級社会のシチュエーションやヴィクトリア朝のメイド(本物の)がお好きな方なら楽しめそう。
2016/05/24
紅葉
19世紀のロンドンの上流階級が舞台。久しぶりのこういう世界感、やっぱり好きだな~♪ただ長いカタカナ名前ばかりなので中々覚えられず何度も読み返し…が大変でした。シリーズの1巻と言う感じでまだまだ謎がいっぱいありそうです♪主役のヴィクトリアと謎だらけのメイド シレーヌはもちろん好きだけど、3章で出たアリスとエドナの二人が凄く気に入ったので是非ともレギュラー入りして貰いたいです。最後に出て来た少女も加わりどう展開していくのか…2巻が出るのが楽しみです♪
2016/06/22
Norico
ヴィクトリア朝のイギリスで、探偵のようなことをする奥様とメイドさんにバトラーという魅力的な設定。無くなった耳飾りとかはちょっと謎が弱いかな、と思いましたが、皆の過去とか、謎の組織とか、今後そっちに重点置かれてくのかしら。あと、名前と爵位が覚えられなくて、えーとこれは誰だっけ?ってなって、行きつ戻りつ読み進みました…
2016/03/21
瀧ながれ
とりあえず顔見せ、という感じなのかな。ヒロインもその使用人たちも、実力は服の下にきちんと隠してあって、よそ行きの顔で微笑んでくれているようです。とんでもなくおもしろい素顔だと、期待感がずんどこ高まりますよー、大丈夫ですかー? 十九世紀ロンドンにおける、女主人とメイドの関係が数例登場して、いろいろ興味深かった。上流階級の人が使用人をどんな存在として認識しているかは、どこの国でも同じなんですね。なんとも哀しいけど、だからこそ、使用人と対等に話す主人が、物語の主人公になったりするんでね。
2016/06/01
翔(かける)
ずっと積読していたシリーズ第1巻。ヴィクトリア朝の窮屈な貴族の女性たちの様子が伝わってきます。資料に基づいて書いたんだなということがよくわかる描写で、あまりお話自体が頭に入ってこなかったのですが、シリーズの序章として書かれたものらしいので、こだわらずに読んでみようかなと思っています。最後にちょっとだけ出てきたキャラクターが好みなので、どう物語に食い込んでくるのか楽しみ。読む前にちょっと気合いが必要な作品でした。
2017/08/02
感想・レビューをもっと見る