KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

死写室 映画探偵・紅門福助の事件簿 (講談社ノベルス)

死写室 映画探偵・紅門福助の事件簿 (講談社ノベルス)

死写室 映画探偵・紅門福助の事件簿 (講談社ノベルス)

作家
霞流一
出版社
講談社
発売日
2018-02-08
ISBN
9784062991179
amazonで購入する Kindle版を購入する

死写室 映画探偵・紅門福助の事件簿 (講談社ノベルス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

オーウェン

霞さんは作家になる前に映画業界で働いていたらしく、その経験を生かしたミステリ。 探偵紅門福助が映画界隈に護衛として雇われるが、当然のごとく殺人が起きそれを紅門が解決していくスタイル。 全8作の短編集だが、そのすべてがバカミスという事。 役者や監督にプロデューサー。 その他に宣伝マンや評論家など、映画業界に関わるあらゆる人物が事件に絡んでくる。 ラストには読者への挑戦もあるが、想像の先を行き過ぎてて当たるかよって(笑)

2022/05/20

ばりぼー

紅門福助(私立探偵、四十過ぎ、独身、2度の同棲歴あり)が、映画業界で起こる異様な事件をソッコーで解決するバカミス短編集。霧の中にそびえ立つ巨大な廃墟が消える『霧の巨塔』、死体の首をすげ替える罰当たりトリック『首切り監督』、試写室の中で起こった密室殺人の真相に思わず立ち眩みする『死写室』、中でもバカバカしさマックスで想像しただけで笑える(無理無理!)、仁王像のような着ぐるみ活劇『ライオン奉行の正月興行』など、どれもアホな脱力ネタばかりです。ごく一部のマニアックなバカミスファンしか読む必要はありません(笑)。

2018/03/16

やんも

おぉ、単行本を積読していたら再編集版がノベルスで出ちまったよ。映画業界で起きた、奇想天外というか、顎が落ちるようなトリックや動機が錯綜する殺人事件をたまたま居合わせた探偵紅門が、ほぼ即決する短編集。あまりにひねりが効きすぎてノックス先生が悶絶せんばかりの内容は、いつもの霞さんどおり。1作だけ問題編と解決編に分かれているので、謎解きに挑戦してもよいかも。ただフェアな内容かどうかは保証できませんけれど。ハードボイルドな業界ものサスペンスを期待される方にはオススメいたしません。笑ってゆるしてくれる方はどうぞ。

2018/03/21

rosetta

★★☆☆☆新作かと思ったら2008年に新潮社から出た単行本を講談社ノベルスで復刊したものページ数の都合もあるのかどれもこれも読み応えがない。子供の頃雑誌の付録に付いていた別冊のクイズブックみたい。

2018/03/23

ともりぶ

映画探偵といっても映画の蘊蓄で解決するのではなく、撮影現場などで起きたあり得ない殺人事件を解決する探偵。何となく面白い気もするけどバカミスすぎて記憶に残らない。

2018/06/08

感想・レビューをもっと見る