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座敷女 (KCデラックス)

座敷女 (KCデラックス)

座敷女 (KCデラックス)

作家
望月峯太郎
出版社
講談社
発売日
1993-07-02
ISBN
9784063194128
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座敷女 (KCデラックス) / 感想・レビュー

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こら

ただただ怖い。キャンパスでダベったり、女子高生とデートをしたりと何処にでもいる大学生の日常に侵入してくるコートの女。死者ならば怨念という明白な因果があるが、コートの女は人でありながら思考が読めない。その不条理さに死者以上の戦慄を感じる。まだ、ストーカーや人怖系という言葉もなかった90年代初頭にこれだけの完成度の作品が描かれた事が凄い。一度は読むべき傑作。

2023/04/22

眠る山猫屋

似たような体験をした後輩がいまして。夜更けにアパートの隣室を訪ねてきた女性につきまとわれるという・・・。彼にプレゼントしたくて、ブクオフ百円( *´艸`)。でもホントに怖い漫画だ、たぶんこの作品が世に出たころには、ストーカーという言葉はまだ無かった。まぁストーカーじゃないけど。山本くんは逃げ切れたのかな・・・。

2018/08/17

たまきら

なにこれ…。なんというか、男性から見たわけのわからない粘着気質の女性を描いたのかな。怖いけれど心理的というよりはビジュアル的に怖かった。男よりも大きく、ロジックが通用しない奇妙な存在…。とはいえ、山岸涼子さんの「負の暗示」を読んだ直後だったので(女の業ってそういうことじゃないし、都市伝説ってもっと違う気がする)と。いまだにこの作者の「汐の声」と「わたしの人形は良い人形」が今まで読んだ中で一番怖い話です…。

2022/08/05

まるほ

先日読了した『リカ』繋がりで、是非こちらも読んでおきたいと思い手にしました。▼深夜、アパートの隣室202号室の扉を執拗に叩く謎の大女。ちょっとした親切心からこの女を招き入れてしまったことから主人公森君の悪夢は始まる…。▼『リカ』の主人公は自らがリカのテリトリーに踏み込んでしまう過失があったとも言えるが、森君の巻き込まれ方は本人に罪はなく、それだけに理不尽であり恐怖感が増す。▼終盤で202号室の山本君が登場する。山本君と大女との関わりの真相は。▼『リカ』と同じ題材を扱いながら、こちらは都市伝説風味。怖い…。

2022/03/19

ロア

マジ怖くてドキドキする。真夜中とか早朝とか、オートロック付きマンションの上階の部屋なのに、玄関先のインターホンが何度も鳴った恐怖の日々が私にもありました。。。いや、実は今も時々ある。決まって雨降りか、雨が降り出しそうな夜なんだよね。。。最初は怯えてたけど、そのうち慣れてきて。最終的には夜中に鳴るとうるさくて眠れないから、常に音量を切設定にすることで解決しました!(。+・`ω・´)キリッ

2020/04/14

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