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金田一少年の事件簿〈3〉電脳山荘殺人事件

金田一少年の事件簿〈3〉電脳山荘殺人事件

金田一少年の事件簿〈3〉電脳山荘殺人事件

作家
天樹征丸
さとうふみや
出版社
講談社
発売日
1996-04-01
ISBN
9784063243116
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金田一少年の事件簿〈3〉電脳山荘殺人事件 / 感想・レビュー

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みや

読書会紹介本。閉ざされた雪原の山荘でパソコン通信の仲間たちが殺されていくミステリ。実写版を観たことはあるが、小説と漫画は未読。最高に面白かった。王道のクローズドサークルに、オフ会で起こる殺人事件という私が夢見ている憧れの設定。ハンドルネームと本名の仕掛けは早々に気付くものの、真相には全く辿り着けない。数多くの伏線は絶妙な塩梅で紛れ込み、二つ三つと繋がっていくことで初めて犯人を確定し、追い詰めるための要素となる。謎解き場面は息つく暇もなく、怒涛の如く襲ってくる興奮と爽快感に酔いしれた。他作品も読みたい。

2019/02/24

じゅんぢ

漫画もふくめて、全事件簿の中で1.2を争うほど好きな作品。俺的ベスト100ミステリーの一つ。

2016/11/21

へいすけ

だいぶ前に読んだけど金田一少年ドラマ化決定ということで再読。漫画小説全編通してこれが1番好きかも。綾辻行人の十角館も彷彿とさせるクローズドサークル物は何度読んでもおもしろい。これは正確にやろうと思えば映像化は難しいところだけどアニメやってましたね。惜しいところまでは推理できるんだけど。今の時代ならSNSが炎上するって感じなのをあの当時のパソ通で展開するのは先取り感ありますね。みんな理想の自分を演じているだけなのにオフ会したら絶対ダメだと思う。それでも参加してしまうのはみんな寂しい人達だったから。切ない

2022/03/19

サウナ探偵

各所でおすすめされてる電脳山荘。いいっすねー。パソコンで繋がるミステリ好きが初会合するガッチガチの雪山クローズドサークル。「お前らの大好きな雪の山荘で殺してやった」という犯人のセリフが読者に向けた皮肉になってていいね。

2020/10/15

hannahhannah

小説版第三弾。雪山の山荘が舞台。オフ会で集まったメンバーたちが次々と殺されていく。小説ならではの大胆なトリック、幾重ものミスリード、張り巡らされた伏線の数々と、良作揃いの90年代の「金田一少年の事件簿」の中でも一際質の高い作品。1996年なので、パソコン通信という言葉や、金田一がチャットもパスワードも知らない、美雪が「父が『マック』というパソコンを買った」という発言など時代を感じて面白い。怪人名がトロイの木馬というのも良い。殺人5件、死体遺棄1件、殺人未遂1件だから犯人はまず死刑になるだろう。

2018/08/01

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