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王ドロボウJING新装版(7) (KCデラックス)

王ドロボウJING新装版(7) (KCデラックス)

王ドロボウJING新装版(7) (KCデラックス)

作家
熊倉裕一
出版社
講談社
発売日
2001-03-21
ISBN
9784063343854
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王ドロボウJING新装版(7) (KCデラックス) / 感想・レビュー

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Fumitaka

熊倉裕一先生の絵は真似できないタイプの絵だと思うんですけどさすがに一巻や、あと巻末に収録されている初期のアイディアスケッチと見比べてみるとちょっと絵柄が変わってますね。白と黒の鮮烈なバランス、こういう「面白い」絵本っぽさと「上手い」というか純粋に卓越した技巧とが組み合わさった絵柄の持ち主を自分は他に知らない。ジンとキールが問題を解決してみせる「様式美」も相俟って、「漫画」の粋のようなものを見せてもらえる。優れた作品だ。

2022/10/29

香耶

12月になると読みたくなる巻です(ジンがサンタ服のため)。見るところがたくさんあるため、今回は冒頭でジンがリュックみたいなのを背負っていることに気がつきました。コマ毎のジンの心情を考えていると一冊読むのも時間がかかりますね。

2016/12/11

ミネミネ

この巻で王ドロボウJINGは終わり。次のKING OF BANDIT JINGに物語は続く。小さい頃見たアニメが強烈に印象に残っていた作品。かっこいいと思う価値観がここから生まれたといってもきっと間違いでは無い。時を経てこの作品が読めた事が本当に嬉しい。

2015/09/11

尖兵

シリーズにおいて最も不幸な女性ではないかと思われるフィノ。この巻においては、【絵になる女性】という言葉遊びがラストシーンに隠れているように思われる。未完の大作である彼女は、きっと死んで火葬されるときまで人の目に作品として写り続けるのかもしれない。彼女の父親はともすれば炎の色に染まる彼女を見て、作品は完成したと思うかもしれないが。強靭な精神でもって一つの作品である自分を受け入れて、精一杯生きようとする彼女はもはや唯の人や作品と呼べるものに収まらない。フィノ含む、ジンのキャラクターは全員がアトラクティブで困る

2013/05/31

橘きこ

人工の色は、自然の作り出した色にはかなわない、今だからこそ強くそう思う。

2011/04/21

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