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東京怪童(1) (モーニング KC)

東京怪童(1) (モーニング KC)

東京怪童(1) (モーニング KC)

作家
望月ミネタロウ
出版社
講談社
発売日
2009-06-23
ISBN
9784063728132
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東京怪童(1) (モーニング KC) / 感想・レビュー

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ぐうぐう

外洋を舞台にした痛快な冒険活劇の次に望月が選択したテーマは、脳というインナースペースだった。脳機能の破損から、過剰や欠落を抱える子供達を通して、アンバランスな現代社会の不安を浮き彫りにさせていく。登場人物の一人である少年が描く漫画が作中に挿入されることで、インナースペースという企みがさらに加速していく。

2009/06/24

kanon

素晴らしいの一言。今年読んだ中でもトップクラスの感触を既に得ている。すぐにでも実写化出来そうだが、漫画の中に収めて頂きたい気もする。少しの不気味さと、普通の境遇では無いからこそ伝えられる何かを、まだ掴みきってはいないけれど、全三巻の中で掴んでいきたい。あととにかく絵が上手い。

2019/12/09

ジョニーウォーカー

う~ん…。

2009/07/25

茶ま太

サイケデリック青春漫画。脳損傷などの理由により、皆とは少しずれた世界認識で孤独を抱える子供達が、それぞれの世界で生きる為に奮闘する。望月さんのセンスが爆発する不安・焦燥感の世界観は相変わらず強烈。アートワークも流石すぎる。特に配色のセンスは昔から天下一品ですなぁ。表紙かっこよすぎ!

2009/06/26

コリエル

ドラゴンヘッド以来の望月作品だが、絵柄もペンネームも弄ってあって新たな方向を模索し続けていたことを感じる。舞台は特殊な病院で、脳の器質的障害によって変わった症状を持つ少年少女が集められている。思ったことが全て口に出るハシの症状はわからないが、所構わず勝手にオーガズムを感じる花や、人間の姿を認知出来ないマリ、無痛覚による全能感に支配された英雄などは現実でも同じような症例の患者がいる。作り事ではないリアルな病気なわけで、その苦しみをどう描ききるのか難しいところだろう。これたった3巻らしいのだが。

2019/06/06

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