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マリー・アントワネット (KCデラックス)

マリー・アントワネット (KCデラックス)

マリー・アントワネット (KCデラックス)

作家
惣領冬実
出版社
講談社
発売日
2016-09-23
ISBN
9784063773378
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マリー・アントワネット (KCデラックス) / 感想・レビュー

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星落秋風五丈原

従来のイメージは、鍵作りにしか興味のない面白みのない夫と、派手好きで浪費家妻の、破滅にしか向かいようのない一組の夫婦。わざわざこのイメージを踏襲しては刊行する意味がない。巻末に資料が添えられているが、「不仲説は後世の捏造によるもの」というスタンスの元書かれた本作では、二人はとても仲が良い。太った外見で描かれるルイ16世は背が高く(192cm!)なかなかのイケ面。対するアントワネットは初対面時とても小さく大人と子供の結婚。未だぎこちない二人が第一回で登場した聖家族のようになるには、あとどれくらいかかるのか。

2016/09/24

mocha

何がすごいって、監修/ヴェルサイユ宮殿美術館国有地公団!道理で宮殿の内も外も、これでもかと描きこまれていて圧巻の美しさ。若い王太子夫妻がとても可愛らしい。『ベルばら』で植え付けられたルイ16世のイメージがまるで違うのにも驚いた。こんな幸せなマリー・アントワネット作品もいいな。

2020/12/22

いこ

帯に「史上初!ヴェルサイユ宮殿監修 衣装、建築、調度品、そして王宮儀礼。壮麗なロココのすべてを誌上に再現した最高傑作!!」と書いてあり、おお!とおもわず手に取ってしまいました。 読んでみた結果、帯に偽りなし!! 衣装とか宮殿内の細かな模様などの書き込みがすごいです。 内容は、実はルイ16世とマリーは仲睦まじかった。 一言で言うとそれだけです。 しかし、国境の儀式とかあのセリフとか本当にあったんだと思うところがたくさん。 参考資料もものすごくたくさん使われていて、ここに描かれていることはきっと全部真実です!

2019/12/06

ちゃりんこママ

数年前に池田理代子先生が「ヴェルサイユの調べ~マリー・アントワネットが書いた12の歌」というCDを出されまして、池田先生も解説を書いておられましたが、少し堅苦しいような歌曲はそれまで抱いていたアントワネット像を全く変えてしまうものでした。「え?ではどんなヒトだったの?」の疑問に惣領先生のアントワネットが応えてくれたよう。資料監修から細部まで凝った作画で大変な労力を感じるけれど、1巻で終わってしまうのが勿体ない。飛び飛びでも良いので続きが読みたいです。

2017/04/20

ヒデミン@もも

六本木ヒルズ森美術館「マリー・アントワネット展」にて購入。 これは一巻ではないのか?続きは? 小学生の時初めて自分で選んで買った子供向けの本が「悲しみの王妃」。そしてベル薔薇にハマった中学時代。大人になって観た映画をまた観たくなった。

2016/12/16

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