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ゲゲゲの鬼太郎(10)スポーツ狂時代 他 (水木しげる漫画大全集)

ゲゲゲの鬼太郎(10)スポーツ狂時代 他 (水木しげる漫画大全集)

ゲゲゲの鬼太郎(10)スポーツ狂時代 他 (水木しげる漫画大全集)

作家
水木しげる
出版社
講談社コミッククリエイト
発売日
2016-04-01
ISBN
9784063775488
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ゲゲゲの鬼太郎(10)スポーツ狂時代 他 (水木しげる漫画大全集) / 感想・レビュー

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ぐうぐう

「週刊実話」に連載された、アダルトな『鬼太郎』。浮気に関する悩みを解消する会社を設立しようとねずみ男が目論む「浮気部長の巻」など、女性絡みの艶っぽいエピソードが多く、エロ・グロ・ナンセンスが徹底されている。少年誌でしか『鬼太郎』を読んだことのない読者には衝撃の内容だろうが、この作風もまた、水木しげるなのだ。続く『スポーツ狂時代』は、相撲に野球にと奮闘する鬼太郎だが、ここでもエロ・グロ・ナンセンスが貫かれ、そこに当時の世相も描写され、なんとも味わい深い『鬼太郎』となっている。

2016/04/05

軍縮地球市民shinshin

1977~78年に『週刊実話』に連載された高校生になった鬼太郎の活躍を描いたもの。「スポーツ狂時代」では相撲と野球で鬼太郎が活躍するのかなと思いきや、ねずみ男が活躍しているような感じがする。エログロの要素をふんだんに-編集部からの要請なんだろうが-取り入れていて、嵐寛寿郎や山口百恵、大平正芳、水島新司といった面々が登場してドタバタ繰り広げる。野球の巻では唐突に終わった感が強い。

2016/04/09

大臣ぐサン

1977年から78年にかけて『週刊実話』に連載された鬼太郎の続篇。高校生になった鬼太郎が妖術を使って相撲や野球で大活躍!とはならない。アニメの鬼太郎しか知らない人には、時を経たのヒーローの情けなさに幻滅すら覚えるだろう。が、そんなアウトローさが水木ヒーローの本来の姿なのだ。青年誌媒体のためエロネタが多いが、でてくる美人のモデルがマリリンモンローや山口百恵と言うのも、大先生の活躍した時代の長さを感じさせてくれる。

2016/04/03

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