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ビューティフル・ソウル ――終わる世界に響く唄―― (講談社ラノベ文庫)

ビューティフル・ソウル ――終わる世界に響く唄―― (講談社ラノベ文庫)

ビューティフル・ソウル ――終わる世界に響く唄―― (講談社ラノベ文庫)

作家
坂上秋成
ニリツ
出版社
講談社
発売日
2017-08-02
ISBN
9784063816204
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ビューティフル・ソウル ――終わる世界に響く唄―― (講談社ラノベ文庫) / 感想・レビュー

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真白優樹

謎の病気により人類が滅亡寸前に追い込まれた世界で、異能に目覚め人間が変貌した怪物と戦う少年が、戦う少女に出会い始まる物語。―――この絶望に塗れた終わりゆく世界で、出会えた希望を抱きしめて。病気と怪物に塗れ、人間達の争いが終わらず殺し合う救いようのない世界。そんな世界で、最期まで人間である為に。救いようのない世界、迫り来る絶望の中に誇りと希望を探し戦い抜く、現実感と絶望感、そしてほんの少しの希望が光る。戦い抜く、選ぶことを決意した少年は、こんな世界でどう生き抜いていくのだろうか。 次巻も楽しみである。

2017/08/07

リク@ぼっち党員

終わった世界で足掻き続ける《人間》の戦い。WEAKSに侵略され絶滅寸前に追い込まれた人間は、最後の希望を胸に最期まで人間らしく生き抜くことを誓う。でもこんな絶望の中でも人間同士は争い続ける。しかもそれこそが一番人間らしいというのは何たる皮肉か。 クラナの本質に気づくとこもよかった。惨めで弱くて矮小な、どこにでもいる《人間》が守れるものなんて限られてる。選択しなければ生きられない。 あと心に一段と深い闇を抱えてそうな唯花、大変好みなので出番増えるといいなぁ。

2017/08/03

葦附

人類の大半が病気になって死ぬか化物になっちゃうかで滅びかけている世界でのお話。ほんの少し生き残っている人々は化物にならなかった代わりに特別な力を持っていて……。■序盤は展開に緊張感があっておもしろかったんですが、中盤以降ややだれてるかなぁ思いました。個人的にはあの序盤ならもっと主人公に容赦ない展開でも良かったと思います。評論出身の作家さんって認識なんですが、意外にも(?)かなり真っ当なラノベでしたね。妹成分もっとください。設定やらなんやらの大きな伏線も残ってるので次巻が読みたい。おもしろかったです。

2017/08/09

あかね

既に世界が滅亡している作品を読んだ経験があまりないので新鮮でした。 頼らる人がいない絶望的な状況からWEAKSと繰り広げる逃亡劇はハラハラさせられました。主人公は6歳までの記憶がないというヒロインとの共通点があり、過去に何があったのか気になりました。自分の能力の使い方が分かった主人公が次からどのように戦っていくのか期待して続刊を待っています

2017/08/25

よちたか

一昔前は人類を滅ぼすのは核戦争だったが、最近は専らゾンビやその亜種が人類を滅亡させるようだ。この作品はウィルス系のゾンビ亜種によって人類が滅んだ後のお話。出だしはなかなかいい感じで始まったのだが、世界観が説明されるにつれ、どんどんチープになっていく。ゾンビ作品の設定をベースに、ラノベ的な異能バトルとボーイミーツガールを足し、テーマに人間の条件を据えました!とドヤ顔されても…売れる要素を組み合わせて、プロット作るのが上手い作家だとは思うが、逆に言うとそれだけ。唯一良かったのは、掴み所のない主人公くらいか。

2017/08/08

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