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月に吠えらんねえ(5) (アフタヌーンKC)

月に吠えらんねえ(5) (アフタヌーンKC)

月に吠えらんねえ(5) (アフタヌーンKC)

作家
清家雪子
出版社
講談社
発売日
2016-05-23
ISBN
9784063881394
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月に吠えらんねえ(5) (アフタヌーンKC) / 感想・レビュー

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眠る山猫屋

蛍祭が始まる□街の縊死体が変貌を遂げる不穏。朔さんも相変わらずの不安定さだが、白さん(北原白秋作品)と潤さん(谷崎潤一郎作品)の仲の悪さがさもありなん(笑)だが祭の夜に現れた魔物(に象徴される何か)が暗躍・暴走を始め、白さんを襲う。挙動は無茶苦茶だが、この世界を冷徹に生きてきた白さんの危機を通じて、感情をコントロールできなくなった朔さんが危うい。やはりこの□街は朔さんの世界だったのか。世界が壊れていく・・・。

2021/09/29

チョビ☆

実際のところ自分は難しい部分はあまり良く分かって無いんですが、マンガ読んでる冊数は少ない方では無い中でこれだけ異質な読後感持たされるとやっぱり読んじゃいます!全体的にどエライ物見せられてる気がしますよ、、、

2016/06/29

ぐうぐう

「詩を以て立っている僕たちが詩を以て祖国に尽くすことの何がいけないんだい? 君も言ってたろう 西洋崇拝の迷夢から覚め 日本人としての民族的自覚に帰ってきたと それは素晴らしいことだよ」白は朔を問い詰める。「大東亜地図」の言葉となって(晩年、国家主義に傾倒した北原白秋を踏襲している)。どこからか忍び寄る黒髪が、白を侵食していく。黒髪の正体は、狐の面を被った少女だ。「わらわは ひのもと」四方八方に伸びていく黒髪を頭上から見下ろせば、それは旭日旗と重なって見える。

2017/08/15

KUMAPON

戦争の話は終わっていなかった。思えば縊死体の登場した第一話からずっと根底にあったような気もする。いや、戦争の描写は単なる手段であって、その根源にある日本人の自意識とか精神性みたいなものの話だったのかも。「あの戦によって非業の死を遂げ浄化できず行き場のない未完成霊と考えていた」「違うんだな」…縊死体についての釈先生(折口信夫)の自問自答、読者である自分もまさに同じタイミングで同じことを考えていたので驚いた。こんなに時間をかけて読んでいるのに全然咀嚼し足りない。また一巻から読み返したい気持ちを抑えつつ次巻へ。

2020/08/30

真霜

ひたすらぐったぐだの闇鍋ジェットコースターでしたが凶器じみた展開に不思議と魅了されてしまいます。妙に体力使ったし打ちのめされた感じが半端ないのですが、この作品が好きかと問われれば全力ではいと答えてしまう罠。謎ばかり未だに残っていますが戦争と詩人の関係性については分かりやすくなったなと。日本から絶対に切り離すことが出来ないこの歴史的事実に歪曲と見せかけて真っ向から向かっていくスタイルには感心しました。とんでもない闇は抱えたままですが。そして良く見せる朔くんの事切れそうな状態での色気というのがまた大好きです。

2016/06/09

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