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別式(1) (モーニング KC)

別式(1) (モーニング KC)

別式(1) (モーニング KC)

作家
TAGRO
出版社
講談社
発売日
2016-12-22
ISBN
9784063886788
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別式(1) (モーニング KC) / 感想・レビュー

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ゼロ

読むのに戸惑う作品。ポップな絵柄に、残酷な描写もある歴史物にも思えるのだが、海上コミケや合コンなどの現代の要素もあり、人を選ぶ作品であることに間違いはない。島原の乱が起きて、物語が展開されるので、面白くなりそうな予感はするものの、果たして。

2022/03/19

眠る山猫屋

可愛らしい絵柄に騙されてはいけない。骨太な物語だ(たぶん)。冒頭で結末の序章が描かれているが、一巻で物語られる日常は緩くあたたかい。 女流剣士が実在してたなんて、トラシショウさんのアプローチ見るまで知らなかった。確かに剣客商売とかには登場していたが、実在していたとは。とは云え海上コミケとか楽しいイベントには騙されませんよ?いや、誰も信じないか(笑) 早和のエピソードなど次第に重たく眼を逸らせない展開になっていくが、これは引き込まれていく物語だ。

2020/07/25

トラシショウ。

積読消化。寛永14年、江戸。女流武芸者の総称「別式」の一人であり、剣術の跡取りとして婿探しに血道を上げる佐々木類。「自分より弱い男は婿に出来ぬ(ただしイケメンに限る)」と言うポリシーのもと、同じ別式である早和、魁、渡世人の切鵺を交えた、女子会に合コン、コミケや軟派(物理)に明け暮れる愉快な婿探しを描く「大江戸サムライガールズコメディ」(公式)。コメディ、と言いつつゲスな野郎どもを平気で斬り殺したりする要素も在り、しかも一話冒頭を見る限り相当にシリアスな要素も含む、何とも奇妙な読み応え(以下コメ欄に余談)。

2017/01/24

kenitirokikuti

作者TARGRO氏のツイートから電子版を購入(先日第三巻刊行)。佐々木累は寛永の頃に実在した女剣士。メジャーなところでは池波『剣客商売』の佐々木三冬などのモデル人物である。もっとも本作は『剣客』とは全く別の話である。そういえば、メジャー誌系で非・幕末な武芸物を続けてるのは講談社ぐらいかしら? 本作は女武蔵度が40%ぐらい。二刀もあるよ

2018/06/12

レリナ

シリアスとコメディのバランスが絶妙。女性剣士が活躍するというとても魅力的な内容。もう少し日常よりなのかなと思ったが、全然そんなことはなかった。言葉にも重みがあるし、とても読み応えがあった。しっかり江戸時代ということを踏まえ、バトルも人が生かされるだけではなく、死ぬ時は死ぬ。メリハリがしっかりしているので、話に魅力が生まれ、後味のいい読後感に溢れる。次巻ではどんな展開が待っているのか、楽しみ。次巻に期待。

2017/01/04

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