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へうげもの(24) (モーニング KC)

へうげもの(24) (モーニング KC)

へうげもの(24) (モーニング KC)

作家
山田芳裕
出版社
講談社
発売日
2017-06-23
ISBN
9784063887358
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本格歴史長編ギャグ漫画『へうげもの』完結にファンから悲しみの声続出

『へうげもの』24巻(山田芳裕/講談社)

 古田織部の生涯を描いた歴史漫画『へうげもの』が、2017年11月30日(木)発売の『週刊モーニング』53号で完結を迎えた。この知らせにファンからは「ついに完結か。長かったね。寂しいね」「へうげもの完結で俺の人生は抜け殻だよ…」と悲しみの声が上がっている。

 同作は、茶の湯と物欲に魂を奪われた戦国武将・古田織部が、天才・信長に壮大な世界性を、茶聖・千利休に深遠な精神性を学びながら、「へうげもの」への道をひた走る姿を描いた物語。

 タイトルにもなっている「へうげもの」は、「ひょうきん者」や「おどけたことを言う人」といった意味。作者の「日本人といえばお茶。お茶といえば利休。桃山時代の茶陶はハンパない。『織部焼』の古田織部ってなんだかスゲエ。体育会系戦国漫画ならぬ文化系桃山漫画をやりたい」といった連想から始まった同作は、“世界初の本格的歴史長編ギャグマンガ”と称されている。

 同作は、2009年に第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、2010年に第14回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞するなど、多くの評価を集…

2017/12/3

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へうげもの(24) (モーニング KC) / 感想・レビュー

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眠る山猫屋

去年の大河を思い起こさせる大阪戦役。後藤も真田も奮戦するが・・・。要所要所でへうげが顔を覗かせるが、戦の流れは止められない。古田の一族も敵味方に別れ、それぞれの生きざまを全うしてゆく。古織はただ見守るだけ・・・な訳がない。まだまだ一華咲かせる覚悟、最終巻が気が気じゃない!

2017/08/10

ミエル

家康に限らずほんと権力者の一声って嫌になる。蓋開けてみたら豊臣勢を殲滅したがってるのって爺上だけ、あまり気乗りしないその他徳川勢との温度差がね、もう…。 古織サイドでは蟄居、徐徐に身内に害が及びはじめ…、こうなってくると一笑いを起こすにも知恵と勇気がいるような。親としての人間としての葛藤にひょうげは生かせるのか、古織に期待。

2017/06/26

ぐうぐう

「何故……何故あなたは想い出の品を用い……末期を感じさせるのですか……? これは……喫めませぬ……もし喫まば……今生の別れの茶席なるゆえ この手前を目の当たりにして……武人の妻としての覚悟が……崩れてしまいました……しからば……いつまでも私を……おかしうさせて下さい 如何な責めにも怯まず……生き続けて……ひょうげて下さいまし」惜別の想いが強過ぎ、らしくない茶の席となる織部に対しての、おせんの言葉。ドローンに一本足打法、『へうげもの』は最後までひょうげるか。次巻、完結!

2017/08/02

入江

結末は歴史なので知っているのですが、こんな形で追い詰められていくんですね。いいご夫婦だなあ。徳川家康ともあろう人が、こうなっていくとは。秀吉の後半も凄まじいものがありましたが、家康には巻き込まれてしまうんですね。合戦中、柳生宗矩のポーズがステキ。

2023/02/04

ざれこ

真田の忍術ってあんた(笑)久々にこの作品で笑ったわ。クライマックスが着々と迫ってるのになんだろう、織部の飄々と覚悟決めた感じに救われて、悲壮感なく読み終わってしまった。でもそれでよかった気がする、彼はこういう男だと、もう私たちは知ってるから。これからつまらない江戸時代がくるのかなあ、でも織部の思いを継ぐ者もたくさんいる。

2017/07/24

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