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いつもぼくをみてる(1) (ヤンマガKCスペシャル)

いつもぼくをみてる(1) (ヤンマガKCスペシャル)

いつもぼくをみてる(1) (ヤンマガKCスペシャル)

作家
山本さほ
出版社
講談社
発売日
2018-03-30
ISBN
9784065110997
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いつもぼくをみてる(1) (ヤンマガKCスペシャル) / 感想・レビュー

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ラルル

子供の頃、誰もが持った事のある罪悪感をうまく描いています。それぞれの性格、それぞれの抱える問題。大人の世界で描くととっつきにくいけど、子供の世界で描くと読みやすく、どこか懐かしさもある。続きが気になります。2巻も買おう

2019/07/27

JACK

◎ 「きっちょん」はちょっとおバカな小学生男子。いつも友達と駄菓子を食べたりゲームをしたり。ある日、お小遣いが足りなくて困っていたところで、神社のさい銭箱の近くに落ちていた小銭を拾う。バチが当たるかも、と心配しながらもポケットに入れた瞬間、何者かの視線を感じて振り返ると、そこには目が1つしかない小さくて白い生き物がいた。じっとこちらを見ているアイツは何者なのか…。子供の頃の後ろめたい気持ちを描く物語。懐かしくて不思議な作品です。

2021/06/29

akihiko810/アカウント移行中

古本漫画。子供にしか見えない「白いあいつ」は、見られたくない小さな罪をいつもどこかからじっと見てる。小学生たちが無邪気に他人を傷つけている様子と罪悪感を描く漫画。 作者さほはエッセイ漫画家だが、これはノスタルジーフィクション。小学生は貧乏とか変わった子に対して結構残酷になれることを鋭く描写している

2020/09/06

☆☆☆☆★ 『岡崎に捧ぐ』の山本さほ氏最新作。一見どこにでもありそうな田舎の子供たちの何気ない日常のように見えるが、罪悪感の妖精?のような謎の存在を巡って何かが巻き起こりそう。やっぱこの作者に子供時代描かせたらノスタルジーがすごいな。子供の頃に無自覚に誰かを傷つけたこと、無いはずがない。傷つけられた記憶だけはあっても、傷つけたことは覚えていなかったりする。でも、ふとした瞬間に思い出して罪悪感に苛まれたりすることもある。そんな絶妙な心の棘を描き出すのだろうか。すでに何か嫌なことが起こる予感がすごい。

2018/04/05

kanon

子供の頃、無意識に行っている惡。なんというか、めちゃくちゃ分かってしまう。こっちまで罪悪感に苛まれる。多分これといったものが思い浮かばない人はめちゃくちゃな善人。尊敬致します。「あいつ」に見られている気がする子供達と、その周辺の人たちまでもが影響されて、昔を回顧したりする。先生と、清水さんのエピソードが好きだった。

2020/06/02

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