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赤ちゃん本部長(1) (ワイドKC)

赤ちゃん本部長(1) (ワイドKC)

赤ちゃん本部長(1) (ワイドKC)

作家
竹内佐千子
出版社
講談社
発売日
2018-03-23
ISBN
9784065111093
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「赤ちゃん本部長(1) (ワイドKC)」のおすすめレビュー

ある日、突然バズッた! 可愛いだけじゃない「赤ちゃん本部長」の魅力に注目

『赤ちゃん本部長』(竹内佐千子/講談社)

 最近「バズる」という言葉をよく耳にする。これはインターネット上で、SNSなどを通じて話題となることを指すらしい。一般に浸透しているのかどうかは人によって見解が異なるだろうが、テレビCMで使われるくらいには知名度があるようだ。そのCMというのは、webサイト「ベビモフ」の告知である。編集長が「ある日、突然バズッたんですよね」と語るのは、そのサイトに掲載されている連載漫画のこと。『赤ちゃん本部長』(竹内佐千子/講談社)というタイトルであり、このたび単行本が発売された。

 物語は、武田本部長(47歳)が「朝起きたら、赤ん坊になっていたのだ」というシーンから始まる。原因その他は一切語られず、そのままストーリーは進行していく。幸い赤ん坊になったのは身体だけで、記憶などはそのままという。「見た目は子供、頭脳は大人」とかいうフレーズはよく知られるが、こちらはさしずめ「見た目はベビー、頭脳は大人」というところか。武田本部長は会社の営業部を束ねる重要な人物だが、中身はそのままといえど赤ん坊の状態では行動すらままならない。そ…

2018/6/4

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赤ちゃん本部長(1) (ワイドKC) / 感想・レビュー

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GAKU

面白い!

2018/11/25

真夢

本部長がある日突然赤ちゃんになっちゃった…とても可愛いし、社長をはじめ周囲も寛容で、心が和む作品。でもうちの職場に当てはめてみたら…一気に気分が悪くなる(笑)うちの職場に面倒を見たい上司はいない。

2023/07/01

スイ

web連載時から大好きで、単行本化を待ち望んでいた作品。 本で読み直して、また笑って泣いた。 大好き! 会社の本部長がある日突然赤ちゃんになり(思考は大人のまま)、部下が子育てに大わらわ、というあらすじではあるのだけど、子育てコメディと一括りにはしたくない。 生きていれば迷惑もかける、互いに支え合っていけばいい。 様々な生き方があっていい。 そう温かく包み込んでくれる作品だ。 同性のカップル、出産願望のない女性、独身を楽しむ男性、色々な人達が緩やかに繋がりながら生きている。

2018/04/08

ネギっ子gen

(ご本人曰く、本来の姿は)「超イケメン」な本部長が赤ちゃんになったお話。「なぜ?」に対しては「水子の霊がとりついた」「変なキノコでも食べた」「宇宙人にさらわれた」との諸説がある。とにかく、「朝起きたら、赤ん坊になっていた」。しかし、身体だけのことで、中身はそのままだから、会社に出勤して部長以下の部下に事情を説明。部下達は驚きはするが、事態をそのまま受け入れるところが、スゴイなぁ。鬱による休養から復帰したばかり部下への、本部長の台詞「お前の繊細さは弱さである以上に強さでもある。誰かに助けを求めよ」がイイね。

2019/12/04

さくりや

友人のお勧め漫画。本部長がなぜ赤ちゃんになったかも分からないし周りは普通に受け入れるしシュールだな笑。しかし素晴らしき世界哉。赤ちゃんになったからこそ見えてくる小さな愛と多様性。

2019/11/29

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