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若様とロマン (講談社文庫)

若様とロマン (講談社文庫)

若様とロマン (講談社文庫)

作家
畠中恵
出版社
講談社
発売日
2018-08-10
ISBN
9784065118481
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若様とロマン (講談社文庫) / 感想・レビュー

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ユメ

開戦へ向かう動きを察知した御当主は対抗措置に打って出る。それは何と若様たちのお見合い!婚姻で味方を増やすのは古来からの常套手段。だが、時が明治へと変わり、若殿から貧乏巡査になっても明るく邁進する若様たちのエネルギーと、文明開化の勢いの融合がこのシリーズの空気を作っていただけに、彼らが旧時代的な政略に巻きこまれるのが哀しい。多分、私がこんな風に感じてしまうのは、この先日本が戦争を避けられなかったことを知っているからだろう。時代の歯車に組みこまれつつも懸命に己の手で明日を掴もうとする若者たちに、どうか幸あれ。

2018/10/05

テツ

戦争に向かいきな臭くなる日本。争いを避けるために味方を増やそうとする小泉琢磨の意向により見合い話を持ち込まれる若様たち。明治の世で苦労して警察官になった旧旗本の子息である彼らにも旅立ちのときが。良い意味で全く重苦しくない物語は仕事が終わった後の平日の夜でも気楽に読める。娯楽小説はこうでなくちゃいけない。真次郎と紗羅は外国に旅立ち、若様たちにもそれぞれの新しい道が目の前に。不安も恐れもない希望と祝福に満ちたラストに安心しました。……園山が無事に結婚生活を送れるのかどうかだけは心配だわ。

2019/02/06

きょん

小泉家当主の反戦主義の賛同者を作るために若様たちに縁談が持ち込まれる展開が面白い。割と地味キャラの人達からご縁が決まっていきますが、長瀬さんや園さんはなかなか決まらないんですね。ミナや沙羅さんが帰国してからの話も読みたいな。

2018/08/27

月狐

第一次大戦前のきな臭さなのかな?御当主が気にする戦争とは。回避のための味方作りに利用される若様組の面々。最終的には見合い成功組、降られ組、渡航組等々それぞれの人生の岐路、進路に進むことになったようです。存外御当主が普通の男親であったことが一番ビックリな気もしますが(笑)これにて、若様組の物語は終わりでしょうかね?その後の再会などの話等も読みたい気もしますが。男気ある優しい剛毅な若様組+真次郎たちにまた出会えることを祈りつつ読了です。

2019/02/05

arianrhod

な!わたくしの園山様にお見合いとはけしからん。責任者はドコダ、作者天誅!ゆるいストーリーが特徴的な畠中恵の明治ワールド。あんまり書き込まないタイプの作家さんなんだなぁと思います。落ちている明治ワードを丁寧に調べると結構楽しく明治の時代旅行が楽しめました。カバーの丹地洋子さんの絵が超好き。ふわゆるなストーリーでこの絵でアニメやってくんないかな♥そしたら二次元園山様に逢えるのに♥あ、願望が剝き出しになってしまった。NHK大河せごどん後半の薩長土肥の汚職にまみれた政治をみると余計に若様組に味方したくなるのよねw

2018/11/21

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