KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

秒速11.2キロの熱情

秒速11.2キロの熱情

秒速11.2キロの熱情

作家
直原冬明
出版社
講談社
発売日
2018-08-01
ISBN
9784065122099
amazonで購入する Kindle版を購入する

秒速11.2キロの熱情 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

rosetta

★★★★☆固形燃料と液体燃料のハイブリッドロケットの打ち上げに不具合が見つかり何度も延長される。問題解決のために招聘されたAI技術者の主人公は真相に迫る。ロケット技師ではなくAIを選んだ主人公の宇宙にかける熱い思いが伝わってきて心地よい。これが真相か、と思われる証拠が次々と出てきて状況と容疑者がその度に入れ替わる。犯人との駆け引きは裏の裏の裏まで読むような緻密な頭脳戦。コンピュータ用語が頻発する推理は自分にはちんぷんかんぷんな所も多くて、面倒くさい時刻表トリックを聞かされているようで読み飛ばした(笑)

2018/09/21

おのちん

★★★★☆:後半の展開が良かった。「度重なる打ち上げの延期も、考え方の向きを少し変えるだけで、なにか自分にとってプラスになっているのかもしれない」という考えは結構好きだな。

2023/08/05

九月猫

もう一作くらい“幻影”シリーズかと予想してあた直原さん。新作は意外に理系ミステリ?と思ったら、すぐに防衛省情報本部やスパイの文字が出てきて、ああやっぱり直原さん作品(笑) JAXAの新型ロケットの打ち上げを妨害する犯人は誰か。内部犯の可能性に誰もが疑わしく信用できないまま、打ち上げの日が迫る。探偵役のAI技術者天野にも罠が仕掛けられ……と疑心暗鬼の中、二転三転する状況にドキハラ、のはず、なのに……。タイムリミットものでもあるのにとにかくドキドキもハラハラもしなかった。何が足りなかったんだろう。

2018/09/06

decomo

専門用語が多くて、ややこしい。そして、事件もややこしい。面白いけど、文系頭にはちと辛い内容でした。

2018/09/07

chuji

久喜市立中央図書館の本。2018年7月初版。書き下ろし。矢鱈と人を疑い、矢鱈と外れる。チョットハズレだなぁ~

2018/09/05

感想・レビューをもっと見る