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ガール・イン・ザ・ダーク 少女のためのゴシック文学館

ガール・イン・ザ・ダーク 少女のためのゴシック文学館

ガール・イン・ザ・ダーク 少女のためのゴシック文学館

作家
高原英理
出版社
講談社
発売日
2018-07-27
ISBN
9784065122662
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ガール・イン・ザ・ダーク 少女のためのゴシック文学館 / 感想・レビュー

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keroppi

少女のゴシック文学アンソロジー。小説のみならず、短歌、俳句まで。残酷、耽美、可憐。少女の不安定で未完成な心と容姿は、ゴシックに妙に合う。楳図かずおの少女漫画や会田誠の絵にもイメージが飛ぶ。

2019/04/02

かりさ

残酷さと鋭利さを持つ少女とゴシックの耽美な世界…作品全て心惹かれ、標本箱に仕舞っておきたいくらい好きで溢れます。そして愛する二階堂奥歯さん『八本脚の蝶』が此処に存在する尊さに震えます。《少女たちが少女であることの怒りと誇りを、より野蛮な形で語るとき、ゴシックの言葉は始まる。》高原英理さんの「はじめに」からもう素敵で何度も読む。ことさら少女とその中に棲む闇から生まれる、耽美な物語に心惹かれました。常に不穏の中でざわめいていたかつての自分を呼び寄せながら。

2019/12/08

ひろ

少女ではないですが、ゴシックの言葉に惹かれて。編者が選び抜いた古今東西の作品たち。冒頭を飾るモーリーン・F・マクヒューの『獣』から、怪しく耽美な世界に引き込まれる。小川洋子、皆川博子、江戸川乱歩、川端康成、夢野久作など、個人的に外れようのないラインナップ。他にも、最果タヒ、二階堂奥歯、松田青子などなど。初めてその作品に触れた作家さんが大半だったが、どれも総じて面白かった。

2019/09/02

紫伊

私の中で少女とは女の子よりも周りを見られるけれど、女性ほど世界を知らない、純粋で残酷なイメージ。そして誰もが程度は異なるにしろ一度は通り、通り過ぎた後気づく気がします。短編、長編の抜粋、詩などいろいろな作品から見えてくるのも面白かったです。 お気に入りは立原えりか「トゲのある花束」、ミルハウザー「夜の姉妹団」、田辺青蛙「血錆」

2018/12/13

水零

きらり歪んだ乱反射。水面に揺蕩うみだれ髪。堕ちゆく意識。昏い世界がこんにちは。可憐な笑みの、奥でゆれる不穏な瞳。残酷な性。あなたを惑わす、赤い唇。耽美な死。少女たちは、今宵も捧ぐ。清潔な魂を。歌、物語へと昇華させ。頬を転がる小さな夜露、一点の濁り。じわり心を支配する。不安、嫉妬、恐怖。少女はチロリ、舌ですくう。ぬるい毒が身体をめぐる。女でも女の子でもないわたし。誰かの私の願い理想で塗り固めた、美しい空っぽの人形。少女という名のマリオネット。踊りましょう。闇と手繋ぎくるくるくる。悪夢から覚める、その日まで、

2019/06/06

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