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襲来 下

襲来 下

襲来 下

作家
帚木蓬生
出版社
講談社
発売日
2018-08-01
ISBN
9784065123386
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襲来 下 / 感想・レビュー

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starbro

上下巻、650P弱、完読しました。『襲来』というよりも、日蓮師弟物語と蒙古襲来(オマケ)と言った面持ちで、当初想定のイメージと乖離がありました。日蓮の神通力で神風が吹いたりしたら、面白かったのでないでしょうか?今年は、地震や台風被害と自然災害が多く、こういう状況だとポストオウムのようなカルトが出て来そうですが、そういう状況にならないのは、公安調査庁が強いからでしょうか?それとも創●学会の影響でしょうか?

2018/10/03

ゆみねこ

日蓮が身を呈して訴えた「他国侵逼」の予言。耳目となった見助は対馬で蒙古の情報を入手し、かな文字で日蓮に手紙を送り続ける。蒙古の荒々しい襲撃はISを思い起こさせる…。役目を果たした見助、一目会わせてあげたかったな。。日本の国防という観点からも現代人にも読んで欲しい一冊。

2019/02/20

のぶ

下巻に入り、対馬に到着した見助は島民と親睦を深める一方、大陸からの襲来があるのか動きを伺う。日蓮は何故襲来があると予言したのか?「立正安国論」を引き合いに出し読み解いていく。やがて対馬に蒙古が襲来し大きな被害を受ける。続いてに襲来が博多、大宰府にあると予想し防塁を築く。だがこの物語、戦記として襲来を描いているわけではなく、作中挿入される日蓮と見助の手紙のやり取りを通しての交流や、日蓮は数々の法難に遭う事が描かれており、日蓮の話が中心になっていると感じた。二人のやり取りが印象的な作品だった。

2018/09/22

アキ

蒙古襲来を巡る話。日蓮の人となりを見坊を通して見せている。法華経の教えを説く日蓮の手足耳目として見坊は対馬でその一部始終を経験する。妻も娶らす、狼煙で大宰府に知らせるため終始海を見張っている見坊が、思いを寄せるなみが蒙古に連れ去られるのは胸をえぐられる苦行。時宗は大宰府まで足を運ぶことはなく、犠牲になった対馬・壱岐の人々、九州の守護たちの奮闘は鎌倉とあまりに温度差がある。いつの世でも前線の島々は犠牲にならざるを得ないものなのか。見坊の最後の旅の末路が哀しい。身延山久遠寺は日蓮宗総本山として今日に至る。

2018/09/15

ちゃま坊

日蓮上人の予言どおり蒙古の大軍が対馬壱岐に襲来する。見助の任務は対馬でこれを見張り通報すること。島での戦闘は一方的な虐殺と略奪だった。北九州の海岸に防衛の石築地を作り、対馬や壱岐に狼煙台守を置いて備える。結果として神風によって国難を逃れたが、予言と早期警戒システムを担った日蓮と見助も功労者である。 もしも神風が吹かなかったら、三度目の襲来があったら、モンゴル帝国が衰退しなかったら、と歴史のifをまた妄想してしまう。

2018/12/18

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