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ドッグレース

ドッグレース

ドッグレース

作家
木内一裕
出版社
講談社
発売日
2018-07-26
ISBN
9784065125007
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ドッグレース / 感想・レビュー

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いつでも母さん

シリーズ4弾!またヤツに矢能に会えた。いや、栞ちゃんに会えた。このシリーズは頭の中を空っぽにして読むのが好い。どう考えたってヤクザだよね(笑)それが栞の存在で辛うじて『探偵』で保っている気がするよ。スカッと楽しく読みました。なんと『アウト&アウト』遠憲さんで映画化ですと!そちらも楽しみですね。遠憲さんの矢能・・好いんじゃないでしょうか!

2018/09/05

しんたろー

楽しみにしていた矢能シリーズ最新作…期待通り、いつものスピーディーなテンポで進行する物語は楽しい。探偵として頼もしくなってきた矢能が、栞や美容室のお姉さんに関して微妙な対応しかできないのも微笑ましい。次三郎、工藤ちゃん、〇暴刑事コンビ、六番町の婆さんらレギュラー陣も健在で、シリーズファンには嬉しい限り。肝心の事件も今日的でありながら、何処かコミカルで、ハラハラしながら笑えた。木内さんの文章は無駄がないのに、絵を想像させる巧さがあって、サラサラ読めるのも有難い。次作も楽しみに待ちたい(^^♪

2018/09/20

ケンイチミズバ

日本だけ金の輸入に消費税がかかる。密輸して買取り業者に持ち込めば5億円の金塊が税込5億4千万円に。プラス8%の利益が出る。アウトローにとってこんなローリスクのおいしい話はない。が、ヤクザが密輸した金塊を強奪すれば100%の利益だ。上には上がいるし密輸した金を盗まれましたと警察に届けるバカもいない。訳あり辞められない抜けられない面々。アウトローなりのルール、裏社会を知り尽くした老獪な矢能とマヌケな刑事、検察、反社会組織との頭脳戦がなかなか面白い。栞ちゃんに説教される矢能、情報屋に説教される矢能がまた面白い。

2018/08/14

ナイスネイチャ

図書館本。シリーズ4作品目らしかったのだが知らずに読みましたが問題なく楽しめました。ただ栞ちゃんが小学三年生にしてはちょっと台詞が子供らしくないように?思えました。

2018/11/16

おしゃべりメガネ

探偵「矢能」シリーズ第3弾。今作は「矢能」さんの探偵以前の職場柄が思う存分に発揮されていて、今までの中でも一番キョーレツに印象的です。これまではどこかしっかりとカタギを意識しての行動をしていた「矢能」さんですが、今回は完全に前職モード全開で、かなりパンチがあります。養女「栞」との関係性も少しずつ変化してきて、気になる美容室のお姉さんもしっかりと登場します。「矢能」さんのキャラも芯は変わらずも、どこか少しずつ人間味が出て来て、やんわりと'お父さん'に近づきつつあるのかなと。相変わらずスピード感は健在でした。

2020/09/26

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