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悪魔と呼ばれた男

悪魔と呼ばれた男

悪魔と呼ばれた男

作家
神永学
出版社
講談社
発売日
2018-09-05
ISBN
9784065125885
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悪魔と呼ばれた男 / 感想・レビュー

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ゆのん

連続猟奇殺人を捜査する犯罪心理捜査官の天海と『預言者』の異名を持つ阿久津。登場人物全ての過去或いは現在に黒い部分がある。『悪魔』と呼称される犯人の正体は。二転三転するラストは息をつく間もなく猛スピードで進んでゆく。『悪魔』とは殺人犯の事なのか。周囲の自分本位な人々は本当に善人なのだろうか。何をもって『悪』と『正義』を分けるのか。人が行う捜査、裁判に絶対はないのでは。スリルあり、神永学らしい筋書に前のめりに読んでしまう。

2018/10/07

モルク

神永さん初読みで、一気読み。手口や対象者は違うが全ての被害者に「五芒星」のマークが刻まれているという連続殺人を追って少数精鋭3人のみの特殊犯罪捜査室が開設される。そこに配属された犯罪分析の天海と「予言者」と言われる阿久津が事件を追う。天海の子供の頃遭遇した事件、阿久津の冷ややかな閉ざされた態度に秘められた過去と悲しみ。そして警察内部の隠ぺい、ヨゴレタ体質も浮き彫りに。本当の悪魔はだれか……。最後は「羊たちの沈黙」を思わせる。とても読みやすいサイコミステリー。

2019/08/01

aquamarine

犯罪心理学を学んだ刑事天海と捜査一課で「予言者」とも呼ばれた阿久津が、新設された特殊犯捜査室に引き抜かれ、「悪魔」と呼ばれるシリアルキラーを追います。逆五芒星の刻印がなければ同一犯とは思えない殺害方法もまるで違う事件を、天海の過去と阿久津の不可解さに囚われて一気に読みました。犯人の視点や悪徳刑事の視点も入るので、追う側とどのように交錯するのかどの時点で気づくのか、倒叙の部分もあり、それも読みやすかったのだと思います。最後の二人がとても印象的でした。読み終わってみると神永さんらしい作品なのかなと思います。

2019/08/14

★Masako★

★★★★神永さん初読み♪いや~面白かった!被害者の首裏に「逆さ五芒星」を刻印する猟奇的連続殺人犯人「悪魔」。特殊犯罪操作室の犯罪心理学エキスパート・天海志津香と、類い稀なる洞察力と推理力で「預言者」と呼ばれる阿久津誠が悪魔を追う!犯人は早い段階でわかるが、展開が気になり読む手が止まらない!ずっと気になっていたことも後半できちんと明らかにされ真相に驚嘆する。阿久津の持つ秘密には賛否あるかもしれないが、それがエピローグの切なさに繋がり、私は良いと思う。誰の心にも存在する悪魔。本当の悪魔は誰なのか。

2018/12/10

itico

臨床心理士であり、犯罪心理分析官を目指す天海志津香が特殊犯罪捜査室に引き抜かれ、圧倒的な検挙率を誇る刑事、阿久津誠と組んで連続殺人犯に挑むと言うもの。「悪魔」と呼ばれる殺人犯の犯行手口の異常さ、警察内部の腐敗など、様々な要素が盛り込まれており、次第にその行方に興味をそそられるが、最後になってまんまと騙されていたことに気づく。本当の意味での「悪魔」とはいったい誰なのだろう、と深く考えさせられた。

2018/10/08

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