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沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち

沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち

沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち

作家
藤井誠二
出版社
講談社
発売日
2018-09-06
ISBN
9784065128275
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沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち / 感想・レビュー

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のんすけ

とんでもない物を読んでしまった。沖縄に先日行ったばかりの私の脳裏に、沖縄の青い海が広がり、それと同時に地元のおばちゃたちの笑顔が浮かぶ。あの笑顔の裏には壮絶な沖縄戦を生き抜いて来た人たちの悲しみがあったのだということを、ともすれば忘れてしまっている自分がいた。同じ時、同じ立場にいたら私もそうであっただろう女たちの生き方。忘れてはいけないことだと思う。

2018/11/11

ちゅんさん

沖縄は青い空に青い海だけの島じゃない、今まで語られなかった闇の一面がある。そしてその闇の中でしか生きてこられなかった人たちがいる、それを“浄化作戦”として消してしまっていいものかどうか。いろいろ考えさせされた。まさに沖縄の「もう一つの戦後史」だ。

2018/10/04

くれの

夜の街に関わる多くの人々の声の精緻な記録であり、街の本質を多角的に解き明かしたルポです。敗戦後の占領軍基地近くに発生し「沖縄の恥部」と蔑まされ、差別的な浄化運動によって消滅した歓楽街の歴史は悲しみに満ちていました。

2019/07/29

アリーマ

戦後から最近に至るまでの、沖縄の風俗ビジネス の変遷を追ったルポルタージュ。扇情的な表現は一切なく、淡々と丁寧に事実を追いかけた取材は見事。貴重な記録だ。ただ、細かく語り手が入れ替わったり、同じような話が繰り返されたりするので、読みやすい話では無い。もう少し読みやすく編集する作業があっても良かったのかなとは思った。★★★★

2019/03/17

lily

平和・反戦と観光だけでは語れない沖縄の売春街の歴史。第二次大戦後から本土復帰まで蛮行をはたらく米兵からの「性の防波堤」という側面からつくられる特殊飲食街。真栄原新町に代表されるちょんの間は再開発という名の浄化作戦で姿を消しつつあるが、覆面パトカーに怯えながら細々と生計を立てる女性もいて、その名残はある。そうした声を捉えようと足繁く通う著者に脱帽。沖縄の風俗店で働く女性は離婚しシングルマザーになった女性も多い。その原因が「男が働かないから」と判で押したように同じ答え。仕事が少ないとはいえ情けない限りである。

2021/07/14

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