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猫のエルは

猫のエルは

猫のエルは

作家
町田康
ヒグチユウコ
出版社
講談社
発売日
2018-09-28
ISBN
9784065129685
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猫のエルは / 感想・レビュー

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starbro

町田 康&ヒグチ ユウコ共に新作をコンスタントに読んでいる作家です。町田 康は、犬のイメージが強かったので、二人のコラボは意外でした。オススメは、『諧話会議』&『ココア』です。笹蒲鉾を差し出す猫は、世界中探してもいないんじゃないかにゃあ(笑)ヒグチ ユウコのイラストがもう少し多い方が良いと思います。

2018/10/02

ペグ

諧謔と美しさに溢れた四編の短編と小さな詩。「とりあえず このままでいこう」は胸が熱くなる転生のおはなし。ヒグチユウコさんの笹かまぼことドンドンパッパ、ドンパッパのリズムに集約された素敵な一冊。今日も我が家の元祖ペグさんはニャ〜ニャア!と元気です❗️

2018/10/16

nico🐬波待ち中

ちょっとシュールでクスッと笑える猫の世界を描いた短編集。『諧和会議』が面白い。理性と悟性により諧和社会が実現したのに猫君のみが諧和を乱す、と他の生き物達が集まって議論する。何故猫君は好き放題するのか…だってそれは猫だから!表題作はエルへの愛情が伝わる詩でとても好き。「エルは猫である/猫ではあるがそれ以前にエルである」それは猫好きの人なら納得の愛情表現。エルをぼんやり見ている俺は「見ているだけで儲け」その気持ち分かる分かる、と頷く私もやっぱり猫好き。ヒグチユウコさんの挿し絵が町田康さんの世界観を引き立てる。

2018/11/03

ままこ

町田節炸裂の奇妙でシュールな短編集。猫の習性をユーモラスに愛情込めて描かれている。その行動に心当たりがあり思わずクスッと。表題作はエル愛がひしひしと伝わってくる。ココアが錆猫ということで親近感。ラストのイラストはスピンクかな。つぶらな瞳が可愛いな。町田さんの不思議な世界観にマッチしているヒグチユウコさんの表紙や挿絵が魅力的。

2019/01/24

ケイ

ねこ、ネコ、猫。可愛くて、憎らしくて、いとおしい。泪が出るほど愛らしく、この絵がまたたまんない。

2019/12/22

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