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井上陽水英訳詞集

井上陽水英訳詞集

井上陽水英訳詞集

作家
ロバート・キャンベル
出版社
講談社
発売日
2019-05-16
ISBN
9784065131312
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井上陽水英訳詞集 / 感想・レビュー

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くさてる

ロバート・キャンベルによる井上陽水の英訳詩集。といってもただ訳詞が並んでいるのではなく、それらの詩を訳すにあたっての考えや詩の解釈、選曲されたものに限定しない井上陽水の楽曲についてまで語られています。わたしはそれほど熱心に陽水を聞いてはいないものの、その歌詞が英訳される過程で通り過ぎる解釈の豊かさがすごく面白いと思いました。曲を聞きながらだとさらに良かったです。

2019/08/24

Yuko

<井上陽水の言葉の森にわけ入り、歌詞をひとつひとつ英語に置き換えながら吟じ味わう。日本文学を生業とする著者が、井上陽水の歌詞を訳し、日本語の先にある「日本」に迫る。井上陽水と著者の対話も収録。> 2011年8月、英訳を始めた時、著者はのっぴきならない状況で病院のベッドに居た。 翻訳に没頭し、「時」を吟味し、精緻でしなやかな「余白」を掬う。 陽水の歌詞世界に深く降り立つことが、生きる糧、心の支えとなっていたのだった。 50作品もの英訳、どれだけの推敲が重ねられたかと思うと、さらさらとは読めませんでした。

2019/07/09

ももやま

もともと陽水は日本語で説明できない日本語を操る。しーろーのパーンダをどれでもぜんぶならべーてー、というこの上なく珍妙なフレーズは、let's line up all the white pandas。まともに受けとめてる。キャンベルさん、ほんとうにいい人だ

2019/06/07

ユッキーさん

道尾さんがTwitterで絶賛されていたので読んでみた。陽水さんの歌詞もさることながらロバートキャンベルさんの日本語がなんとも美しい。正直英語は詳しくはわからないので英訳の細かい意図や配慮までは読みとれていないけど、翻訳の難しさとそれ以上の面白さを感じられた。歌詞は小説等以上に行間に込められた想いがあると思うし、それに加えて音感までも意識するとなると単純に言語が理解できるだけではダメなんだなと思った。

2019/07/10

hirom

やはり詩というのは母国語でなければかなり難しいのだ。そして、タイトル『詞集』としているところは敢えて<詩>ではない、という遠慮なのか、ガードなのか。翻訳は英詩の体裁は採っていないようですし。翻訳にはもちろん心底工夫されているとは思うが、当方英語素人からすれば、逆に直訳にみえてしまう、これはパラドックスなのか。う~む、食えない面白味かとおもったが意外とストレートなのでこちらが苦笑。

2019/07/15

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