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アイム・ブルー サッカー日本代表「もう一つの真実」

アイム・ブルー サッカー日本代表「もう一つの真実」

アイム・ブルー サッカー日本代表「もう一つの真実」

作家
木崎伸也
F
ツジトモ
出版社
講談社
発売日
2018-09-28
ISBN
9784065133736
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「アイム・ブルー サッカー日本代表「もう一つの真実」」のおすすめレビュー

サッカー日本代表の真実が分かる!? “80%事実”のサッカー日本代表小説『アイム・ブルー』

『アイム・ブルー』(木崎伸也:著、ツジトモ:イラスト、F:制作協力/講談社)  本記事を読み始めてくれたあなたは、おそらく私と同じ「サッカーを愛する皆さん」の一人だろう。ならばこの夏のロシアでの熱戦は記憶に新しいと思う。そしてその前にあったドタバタ劇も…。

 2018年4月9日、ロシア大会2か月前に代表監督が解任された。協会からの説明はぼんやりとしていて納得し難いものだった。もちろんサッカーファンの意見は賛否両論となる。ただ反対派も、解任を是とした側も、その明確な根拠や理由――事実を知りたがった。

 大会は終わり、日本代表は次の4年に向けて歩み始めている。にもかかわらず、もやもやしたままのサッカーファンは多くいるかもしれない。そんな方々に読んでほしいのが『アイム・ブルー』(木崎伸也:著、ツジトモ:イラスト、F:制作協力/講談社)だ。

■小説なのに80%が日本代表の事実?  本書はサッカー日本代表を描いた小説である。物語は2030年のワールドカップ直前から始まる。代表チームは混乱のさなかにあった。もともと監督と選手の確執が存在していた中で、監督が事故に…

2018/10/15

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アイム・ブルー サッカー日本代表「もう一つの真実」 / 感想・レビュー

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白いワンコ

Sportsnaviのアプリで配信された全30話を読了。近未来を舞台に日本代表の戦術論と対話の重要性、日本人の国民性を説く、「Book」データベースに言わせれば『80%の真実と20%の創作』。代表レベルの選手たちでも、己とチームの有り様に戸惑い、悩む。プライドと献身のバランスを模索しながら挑む相手は、奇しくもカタールW杯と同じセレソン。今作では描かれないその結果を、2022年秋の日本代表に重ねてみたい

2022/11/08

ブラフ

【図書館】カタールW杯開催中でとてもタイムリーだった。代表チームの内情の話。試合はあまり細かいディテールでは描かれず、監督、選手、連盟会長の視点、監督と選手、選手同士の関係などが主に描かれる。リアルとフィクションを上手く織り交ぜながら、歴代の日本代表チームがどのような軌跡を辿ってきたのか、知らない人にもざっくり分かるのも良いかな。W杯をやっている今、ぜひ読んでもらいたい作品。読めば、代表選手、監督、各国代表チームをまた違った目線で見ることができるようになると思う。

2022/11/30

ダケちゃん

2022のカタールワールドカップ以来サッカーブームが継続しているので読みたくなった。 2030年の近未来のワールドカップ世代の日本代表を描いた物語。 現実の2022の森保ジャパンがすごく纏まっている(メディア情報のみだが)イメージがあったので、アイムブルーの物語の代表内の選手間や選手と監督間のやり取りが新鮮だった。スポーツライターさんが書いた小説なのでリアルな部分含まれてるだろうし。 ラストの章は情報漏洩問題と連盟問題描きたかったかも知れないが物語としては蛇足感が否めない気もする。 続編も本で出てほしい!

2023/02/14

Nao Funasoko

なるほど、終章を加筆したのか。情報漏洩問題を描いたのは善し。ただ連盟改革に踏み込むならばそれに付随していつでもなんでも「絶対に負けられない戦い」と煽るTV局や金もだすが口も出す(出し過ぎる)スポンサーの功罪についてももっと踏み込んでよかったんじゃないかな。その他著者のお気に入り2018年W杯「背番号4」部分もいくらか修正されてるみたい。止む無し。(笑)

2018/10/11

プラス塾長

小説としてはいまいち、まあ書いているのがサッカージャーナリストだからね。 ただサッカーの解説書として読むには良いかもね、サッカーの奥深さがわかる。 最後の方は作者の切実な訴えだね。

2018/11/19

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