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ぼくとニケ

ぼくとニケ

ぼくとニケ

作家
片川優子
出版社
講談社
発売日
2018-11-16
ISBN
9784065135129
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ぼくとニケ / 感想・レビュー

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miww

幼なじみの仁菜が拾ってきた仔猫を引き取る事になった玄太。ニケとの楽しい生活が始まるのだが、雅の辛い経験、保護猫ボランティアの楓の思い、突然襲ってきたニケの病気‥。かわいいだけではすまない生き物を飼うという事、最期まで責任を持つというのがどういう事かをふたりは周りの温かくてステキな大人から学んでいく。獣医師である著者の思いがひしひしと伝わってくる。後半は予想外にも号泣。子供だけではなく子供と接する大人にも読んでもらいたい素晴らしい作品でした。牧野千穂さんの装画がとてもかわいい。

2019/02/14

ゆみねこ

片川優子さん、初読み。動物を飼うことの責任、命の大切さをとても分かりやすく綴られています。獣医師でもある著者ならではの作品。

2019/02/11

みかん🍊

幼馴染の仁菜が拾ってきた子猫ニケを飼う事になった玄太一家、初めての子猫の世話に大騒ぎの家族、不登校なのに毎日ニケのお世話にやってくる仁菜に母親が保護猫のお世話をする叔母の話を聞きにいく事を条件に出す、猫を飼うという事は猫の一生を責任を持って最後まで見るという事、読んでいてぼろぼろ泣けてきてしまいました、可愛いからと言って安易に飼わないで一生責任を持つ覚悟を持って欲しい。

2019/03/31

紫 綺

令和元年の締め括りはこの児童書。生き物を飼う…ということの重さを教えてくれる良書。「かわいい」だけで飼ってはいけない!

2019/12/31

はる

思いのほか泣かせる物語でした。登校拒否になった幼なじみの少女から、捨てられた子猫を預けられた小学5年生の少年。何とか子猫との生活を始めますが…。作者の片川さんがいつの間にか獣医師になっていてビックリ。さすが獣医師らしく猫の生態や医療の描写にリアリティがあっていい感じです。動物を飼う、ひとつの命に向かい合うということはどういうことか。知っておくべきこと、やるべきことを優しく温かい言葉で綴ります。ラストは切なくて涙を禁じえません。

2018/12/08

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