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プライベートバンカー 完結版 節税攻防都市 (講談社+α文庫)

プライベートバンカー 完結版 節税攻防都市 (講談社+α文庫)

プライベートバンカー 完結版 節税攻防都市 (講談社+α文庫)

作家
清武英利
出版社
講談社
発売日
2018-10-20
ISBN
9784065136829
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プライベートバンカー 完結版 節税攻防都市 (講談社+α文庫) / 感想・レビュー

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hatayan

脱法すれすれの知識を駆使して富裕層の資産を守るプライベートバンカーを扱った一冊。野村證券での日常に疲れて新天地をシンガポールに求めた杉山が陰湿で狡猾な上司に耐え独り立ちするまでを軸に、若くして300億円を手にし人生を上がったIT企業経営者、妙齢の女性をコミュニティに潜入させて脱税を監視する国税当局、資産を横取りしようと顧客の殺害を企てるバンカーが登場。「金持ちになって南の島で暮らす」世界の内実はむしろ虚しさが募ること、権力者が必要とする限りプライベートバンカーは今後も形を変えて活躍し続けることを記します。

2020/07/19

なかしー

ノンフィクション小説。

2021/05/22

おいしゃん

今回の清武さんの作品も、深い取材に基づく、読み応えあるノンフィクション。次元の違う超金持ちの世界を垣間見れる、貴重な一冊。

2019/07/16

速読おやじ

プライベートバンクのビジネスは意義はあると思うのだが、ここに書かれている内容だけ見ると、いわゆる「上がった」富裕層も、その面倒を見るバンカーも、とても生産的な事をしているようには思えない。お金を運用するのは大事なことだが、そのお金をどう使う事の方がもっと大事なのにと強く思った。これまた事実は小説より奇なり。野村證券を辞めて異国の地で頑張ろうと思った主人公が働いたシンガポールの銀行は、とんでもない場所だった。外資系は結局こういう暴君が仕切っているところなのか。清武氏の筆がそっちに持ってゆこうとしているのか。

2021/06/22

リキヨシオ

大金持ちの資産を守る為に存在する「カネの傭兵」プライベートバンカーの実態。彼らは「新富裕層(一億円以上の金融資産の持ち主)」しか相手にしない。富裕層にとって安くない相続税や贈与税を払わずに資産を継承する為に新富裕層は彼らを使う。プライベートバンカー、新富裕層、国税…節税攻防都市シンガポールを舞台に様々な思惑が飛び交う。新富裕層にとって国税から逃れる「五年ルール」は退屈だと感じる人が多いのと時間があるからこそ家庭崩壊を招くケースが多いのは意外。なお現在は「五年ルール」から「十年ルール」へと改正されたとの事。

2019/10/26

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