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羅針盤は壊れても

羅針盤は壊れても

羅針盤は壊れても

作家
西村賢太
出版社
講談社
発売日
2018-12-07
ISBN
9784065138045
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羅針盤は壊れても / 感想・レビュー

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starbro

芥川賞受賞作『苦役列車』に続いて、 久々の西村 賢太、2作目です。私小説的青春譚、面白くなくはないですが、下品で貧乏な花村 萬月といった感じです。これでは売れません。著者は,、今もヒモ的な生活をしているのでしょうか?【読メエロ部】

2019/02/08

フム

図書館の新刊コーナーで。最初のページを開いてすぐ、もしかして苦手なタイプの小説かも…と心配になってしまった。二十歳になる主人公の貫多は中卒で正規の職歴もない自分のことを一個の落伍者、怠惰で役立たずのクズだと自認している。その上、性への衝動を抑えられず身悶えしているという冒頭なのだから、読んで後退りしたくなる。フェミニズムやポリティカルコレクトネスの観点からみたらもう大変なバッシングを浴びそうな人物である。なのに…読んでいくと、不思議に憎めないのだ。彼にもこんな愛すべき瞬間が、などと思わせてしまう…うーん続

2020/01/31

そうたそ@吉

★★★☆☆ 新作二編と再録二編を収録した愛蔵版で三千円というなかなか強気な価格設定。再録の「廃疾かかえて」「瘡瘢旅行」はやはり面白い。貫多の清々しいまでのクズっぷりがさすが。新作はどちらもおとなしめな作品で罵詈雑言、暴力にまみれた貫多は期待できない。だが十年ほど前の再録二編に比べると技術があがっていることが伺える良作。でも前作の「夜更けの川に落葉は流れて」が傑作だったことを思うと、やはり自分は心のどこかで荒々しい貫多ものを期待してしまっているのだろうか。

2019/01/14

おかむら

貫多シリーズ最新刊。「カンタ青果市場で働く」と「カンタ味噌屋の訪問販売」の2本、に秋恵モノ2本(こちらは旧作からの再録)。今回新作はあんまりキレてないのでアキタリナイ(でもやっと藤澤清造の小説と出会うぞ!)ですが、再録の秋恵モノが小心者のゲスさ全開なのでまあバランスいいかなー。しかしこの本装丁と造本にこだわってる(昭和初期風)のでかなりのお値段。相当なケンタマニアしか買わないんじゃ? 私は図書館で借りたのでケンタこだわりの函は無かった。図書館は函どうすんのかなー?捨てちゃうとか?ひぇー。

2019/02/26

抹茶モナカ

拘りの装丁による西村賢太氏の本。新作2作と再録作品2作というのも狙いがあった様子。収録作品は面白かったけれど、本の価格設定がどうなのだろう。発売当初から稀覯本になる事を運命づけられているような。図書館で借りて読んだので、財布は痛まなかったので、今回は良かったけど、今後、この方向で行くのだろうか。西村賢太さんの私小説は面白いので、好きで読んでいるけど、海外のノーベル文学賞受賞作家の本のような価格設定のこの本は結構疑問が残る。やはり、それは「本」に対する愛情の有無が試されるところなのだろうか。中身の割に高額。

2019/03/02

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