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完全無罪 (講談社文庫)

完全無罪 (講談社文庫)

完全無罪 (講談社文庫)

作家
大門剛明
出版社
講談社
発売日
2019-01-16
ISBN
9784065139615
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完全無罪 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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しんたろー

大門さん4冊目。若い弁護士・千紗が21年前の誘拐殺人事件の冤罪再審裁判に臨むミステリ…同事件で自身も誘拐されたが運良く逃げ出せた千紗がトラウマに悩まされながら執念で真相を追う展開は、千紗と一緒に疑心暗鬼になりながら読む手が止まらなかった。犯人とされた・平山、担当した刑事・有森と今井、千紗の上司弁護士・真山、仲間の弁護士・熊など、人物設定も巧く作られていて人間ドラマとしても面白い。『雪冤』で冤罪の恐ろしさを見事に描いた筆者が、似たテーマでありながら、趣を変えた哀しくも熱い力作に仕上げた筆力に拍手を送りたい。

2019/05/30

いつでも母さん

『無罪は無実ではない。慟哭の「冤罪」ミステリー』この帯が堪らない!大門作家、巧し!レビューなどいらない。とにかく面白かった。一気読み必至です。相変わらず犯人探しはハズレの私でしたが、幼い子を持つ親なら気になる事件でしょう。加害者家族の悲哀も有りました。勿論、被害者家族の終りなど無い苦しみ憤りには言葉もなく、被害者の抱えるトラウマは遣る瀬無い思いでした。冤罪を取り巻くマスコミや世間の怖ろしさも有りました。誰もが何かの『怪物』に成り得るのだと思うとぞっとしました。そこの貴方も是非!お薦めです。

2019/02/22

淡々と読み進めてしまいました。あまり私には合わなかった気がします。他の方は面白いとかどんでん返しがとか書いてあったけれど私はそれに気が付かず。。。寝る前に読んでいたのが悪かったかもしれません。勿体ないことをしてしまいました。

2020/02/06

モルク

21年前の少女殺人事件。終身刑で20年服役中の平山は冤罪として再審請求をする。弁護士の千紗は事件と同時期にあった少女不明、監禁事件の被害者の一人だった。再審そして無罪を勝ち取るが本当は平山が殺ったのではという疑問が。千紗と元刑事の二人の視点で語られる。千紗の抱えるトラウマが深く、その事件との関連も。真実はどこにあるのか。無罪と無実は異なると相変わらず厳しいまわりの目、そして吐き気がするような真相が明らかとなる。平山の家族愛に満ちた真意にはただ涙。法律事務所のボス真山はゴーン氏の弘中弁護士のイメージかな。

2019/12/27

ごみごみ

少女誘拐殺人犯の再審請求。正義という名の罪。決めつけによって歪んだ真実。しかし冤罪を証明しただけでは終わらない。再審で無罪になっても真犯人が出てこない限り、その人はずっと危険人物のまま。そうか「無実」と「無罪」は違うんだ。怒りよりも哀しい真実が明らかになっていく。後半は一気読み。

2019/05/06

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