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十八世紀京都画壇 蕭白、若冲、応挙たちの世界 (講談社選書メチエ)

十八世紀京都画壇 蕭白、若冲、応挙たちの世界 (講談社選書メチエ)

十八世紀京都画壇 蕭白、若冲、応挙たちの世界 (講談社選書メチエ)

作家
辻惟雄
出版社
講談社
発売日
2019-02-09
ISBN
9784065143209
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あらすじ

蕪村や応挙、若冲、蘆雪に蕭白。ほぼ同時期、同じ地に豊かな才能が輩出した。旧来の手法から抜けだし、己の個性を恃んで、奔放に新しい表現を打ちだす。十八世紀の京都は、まさにルネサンスの地であった。「奇想」の美術史家・辻惟雄は、彼らの作品に向き合い、多数の論考を遺している。それらを抜粋し、作品の解釈から時代背景や人物像にも迫ってゆく。あの時代の京都を、彩りをもって甦らせる試みである。

十八世紀京都画壇 蕭白、若冲、応挙たちの世界 (講談社選書メチエ) / 感想・レビュー

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jehok

『奇想の系譜』の辻惟雄さん。「小さなルネサンス」である十八世紀京都画壇について60s-10sの文章の集成。第二章までは総論、以降は個別の画家と作品について(大雅・蕪村・応挙・若冲・芦雪・蕭白)。総論部には「日本文人画考」という1985の論文も。「南画」「文人画」などの用語を再考し、「日本文人画」=「南画」であり、日本文人画家は中国の文人画と違い身分への拘りがなく「奇」の体現に価値をおいたとしている。また、外からの刺激(画論、黄檗、長崎)と内的な市民階層の変化に注目して、個人の意識の成立を重視。

2019/03/22

ぬこ田ぬこ道

江戸初期の文人画,池大雅、与謝蕪村、円山応挙とその弟子たち、若冲、芦雪、蕭白までの18世紀に京都を中心に活躍した画家たちについての論考を纏めてある。何せ初出が1965年(!)から2010年に至るまでのほぼ半世紀に亘る期間の論考であるため、若冲絵ヲタ説という筆者本人が否定してしまった説が出ていたりするのはご愛嬌である。が、古い論文における所謂「奇想派」の評価の低さに憤る著者の熱意が、現代における言わば評価の逆転に繋がったのであるなあとしみじみする。しかし、これらの画家を食わせてた京都って

2019/02/27

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