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猫が西向きゃ(1) (アフタヌーンKC)

猫が西向きゃ(1) (アフタヌーンKC)

猫が西向きゃ(1) (アフタヌーンKC)

作家
漆原友紀
出版社
講談社
発売日
2019-02-22
ISBN
9784065145401
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「猫が西向きゃ(1) (アフタヌーンKC)」のおすすめレビュー

『蟲師』の作者がおくる“現代もの風景まんが”――ちょっとフシギで猫がかわいい『猫が西向きゃ』

『猫が西向きゃ』(漆原友紀/講談社)

 最寄り駅までの道のり、通学路、自宅の窓から見える町並み。そんな見慣れた風景に、突如変化が訪れたら、とても不安になりますよね。人気漫画『蟲師』の作者・漆原友紀先生の最新作『猫が西向きゃ』(講談社)は、身近な風景や空間にバグが生じる、不思議な現象をめぐるファンタジー作品です。作中、その自然現象は「フロー」と呼ばれ、街のあちこちに発生します。

「【フロー】(名)空間の浮動化のこと。すべての物質は、ごく細かに絶えず不安定に動いているため、ときにバランスを崩して形を変えることがある。その現象の名称」

 このフローが発生すると、真夏に桜が咲いたり、包丁や看板など街中の“角”が丸くなったりと、絶妙に困った状況になってしまいます。そんなフロー問題を解決に導く(?)のが、街のフロー業者・広田フロー株式会社のお仕事。

 自然発生するものや「人の思念がフローと共振する」ことで生じてしまうケースもあり、フローの種類はさまざま。主要登場人物のひとり・ちまちゃんのように、仕事帰りに遭遇したフローのせいで35歳のOLが12歳の少女の見た目にな…

2019/3/10

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猫が西向きゃ(1) (アフタヌーンKC) / 感想・レビュー

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五右衛門

読了。蟲師の作者さんという事で手に取りました。相変わらず不思議さ満載でした。押し入れから異世界へ入っていくシーンや鏡の中の真反対の世界での話など好きな設定が随所にありました。ちょっと追いかけるかな。

2020/03/09

眠る山猫屋

空間が浮動化する現象フローが偏在する世界。主人公はフローを解析し、解決する職業。蟲師の作者さんが描く、ちょっと緩いが事態は深刻な物語群。フローが起きる原因が、人の迷いだったり土地に残った記憶だったりする辺り、なんとなく『ヨコハマ買い出し紀行』の世界観を想起。ちまちゃんが巻き込まれた〝年齢を遡る〟フロー、進路に迷う少年が巻き起こす〝道が複数に分岐してしまう〟フローなど、奇妙な異界が舞い降りてくる空気がとても好き。あ、ストルガツスキーの『ストーカー』っぽいかも。

2019/04/30

九月猫

猫漫画のようなタイトルだけど、漆原さん曰く“現代もの風景漫画”。(猫を出すように言ってくださった編集さんGJ!)私たちの世界と違うのは「フロー」という現象が起こること。このフロー、ちょっとしたこと(本人にとっては大事)でも起こるのが面白い。三叉路が七叉路になったり、あらゆる角が丸くなったり!不思議現象なのに、なんとなーく平和。ただ厄介な方は、やっぱり厄介で。フロー業者のてきとーなヒロタさん、厄介な方に遭遇した ちまちゃん、大活躍の猫の しゃちょう。彼らがこれからどんなフローに出会うのか。次巻が待ち遠しい。

2019/02/25

exsoy

久しぶりの漆原先生の新作。「フロー」が常態化して、世界が鈍感化しているように感じる。家が消えた、って相当大事だと思うんだけど。

2019/03/09

ぐっち

尾は東?「蟲師」の漆原友紀さんの待望の新作!!「フロー」ってよくわからないけど、要するに蟲が描きこまれてない、現代版の蟲の現象みたいな感じ?と雑に飲み込む。広田さんは猫の相棒と女子の助手もいて、ギンコよりだいぶゆるっとしてる。作者さんに占めるちま成分の減少に伴うものなのらしいが、こちらもキリキリした気持ちが年々下がっているのでちょうどいい。続きもゆるっと待ちたいです。

2019/06/15

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