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アンダーニンジャ(1) (ヤンマガKCスペシャル)

アンダーニンジャ(1) (ヤンマガKCスペシャル)

アンダーニンジャ(1) (ヤンマガKCスペシャル)

作家
花沢健吾
出版社
講談社
発売日
2019-02-06
ISBN
9784065145692
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「アンダーニンジャ(1) (ヤンマガKCスペシャル)」のおすすめレビュー

17歳の“ニート”忍者がパーカー姿で高校に潜入!? 花沢健吾による新・忍者ストーリー開幕

『アンダーニンジャ』(花沢健吾/講談社)

 パーカーが忍装束! 大ヒットした『アイアムアヒーロー』作者の新作が『アンダーニンジャ』(花沢健吾/講談社)だ。

 戦国時代から暗躍し続けてきた忍者が、現代でも存在し続けている物語である。2019年2月に単行本1巻が出たばかりの本作をレビューしていく。

花沢健吾氏の最新作は、忍者が現代でも暗躍する物語

 花沢氏は累計800万部を超える『アイアムアヒーロー』など、インパクトの強い作品を世に送り出してきた。現在は本作と同時に、男性が滅んだ世界を描く『たかが黄昏れ』(小学館)も連載中だ。

 本作の物語は、現代戦においても忍者が恐れられている、という描写から始まる。

 物語では、常に歴史の陰で暗躍し、栄華を誇った日本の忍者。第二次世界大戦では、ドイツの科学力と共に連合軍を悩ませた。戦後GHQによって組織を解体させられ、忍者は消滅した…はずだったが、実は今でも忍者は存在し続けていた。その数はおよそ20万人。これは自衛隊員、警察官と同様の人数である。

 光学迷彩などの最新技術と、伝統的な体術などを組み合わせ、今も忍者は国家レベル…

2019/2/20

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アンダーニンジャ(1) (ヤンマガKCスペシャル) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

眠る山猫屋

う~ん、ハマったかも。ニートな忍者・雲隠九郎くん17歳(17歳!?)。忍者が現存していて、尚且つ政府の完全な管理下にないという絶妙な設定。身分を潜めるって20万人もいたら、修行とかどうやって隠すのよ、とかツッコミは無しで。雲隠くんに下された任務は全く始まらないまま、不穏な外国人暗殺者の影がチラつく日常は、ゆる~く過ぎていく。なんだか80年代風のボロアパート、隣人がみんな良い味をだしているけど、何人かはきっとニンジャ。たぶん、そうじゃないかと勝手に妄想中。

2019/09/12

ヒロ

良い。めっちゃ好き。すっかりこの作風作画がクセになってしまった。

2019/06/23

blackstone

花沢健吾作品は意識的に避けてたのだが、1巻無料に釣られて読んでしまった。地味だと聞いていたが、一応、米兵の突入シーンとかは迫力あって良かった。でも、やっぱり花沢健吾作品らしく登場人物のほとんどがクズ人間ぽくて強引な屁理屈ばかり(この辺が苦手)。ちなみに練魔とか佐々魔とか、やっぱり風魔を意識してるのかな…。あと、凄い機能を持ったパーカー、でも上半身だけじゃ、あまり意味なくない?w オマケで『たかが黄昏れ』第1話も付いてて読んだが、全く先の展開が読めん(どうやら作者もだったらしく、現在休載してるらしいw)。

2023/09/06

JACK

☆ 世界の特殊部隊員が恐れる存在、忍者。彼らは約20万人が一般人に紛れて暮らしている。主人公、雲隠九郎は、オンボロアパートで暮らす無職の下忍。高校への潜入忍務の準備をしつつ、忍者になりたい外国の特殊部隊員を探したり、下着泥棒の少年を捕まえたりと忙しい。緩い日常の中で無駄使いされる忍びの力。プロとの戦いが想定されるこれからの展開が楽しみ。NINJA = Nimble Invisible Nightly Japanese Agent(素早く、姿を見せない、夜ごと働く日本の秘密諜報員)という後付の設定が好き。

2020/06/04

ネロ

面白い…!たかが黄昏れより断然こっち派です。ニンジャ、練魔区、ニンニン!…なんだろうこのB級な薫り…。でも油断出来ない不穏な空気。日常の中に普通に忍者。ボロアパートの住人がみんなダメっぽくて愛おしい。主人公がごく当たり前に披露するアクションがすごく丁寧に描かれていて妙に納得してしまいます。上手いなぁ。これは海外でも受けそうですね。下忍でunder ninja?ここが最前線なのか。佐々魔さんの父乳は飲みたくない。絶対。

2019/04/01

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