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TOKYO芸能帖 1981年のビートたけし (講談社文庫)

TOKYO芸能帖 1981年のビートたけし (講談社文庫)

TOKYO芸能帖 1981年のビートたけし (講談社文庫)

作家
高田文夫
出版社
講談社
発売日
2019-03-15
ISBN
9784065147238
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TOKYO芸能帖 1981年のビートたけし (講談社文庫) / 感想・レビュー

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gtn

星セントルイスはスマート過ぎて、子供心にもあまり面白くなかった。また、アドリブもなく、型にはまり過ぎていたため、後のMANZAIブームの埒外と当時も思っていた。二人とも今は亡く、著者のような見巧者が書き残しておかないと、彼らもいずれ消えてしまう。その意味で、あした順子ひろしや昭和のいるこいる等、東京の古き良き芸人に光を当てる著者の姿勢に敬意を表する。

2019/11/17

nishiyan

小説現代に連載された「ジャポニカ芸能帳」を単行本化、文庫化に当たって加筆・修正された高田文夫先生を通した芸能・テレビ史。面白い話は数あれども一番は第14章「村田だ 俺のボルトを出せ」。たけしのオールナイトニッポンで人気コーナーとなった村田英雄先生のネタがどうやって生まれたのかが語られている。音楽番組をたくさん手掛けた高田先生が村田先生の逸話をビートたけしさんに語ったことから始まっていたとはなぁ…。二人が村田先生に呼び出されての話にもオチがついて、大いに笑わせていただきました。

2019/06/14

田中峰和

ビートたけしブレークのきっかけはオールナイトニッポンで共演した自分と自慢しすぎ。裏方からタレントで成功した前田武彦や大橋巨泉に比べると、ずいぶん小粒。高田文夫は成功例とは言えない気がする。文筆業でも阿久悠や景山民夫にはかなわないが、50年も芸能界の裏方を続けてきただけに、40代以上の世代には懐かしい裏話が多い。「田園調布に家が建つ」で一世を風靡した星セント。たけしとかぶるがその後、鳴かず飛ばず。軍団を養い無駄飯を食わせたたけしも、映画との出会いで巨匠に。耳に胼胝ができる話題も多いが、若い世代には新鮮かも。

2019/09/28

mashi

テレビと落語の深い関係は面白い。「タイガー&ドラゴン」制作の背景を別の角度から知ることが出来たのも面白かった。基本的に傲岸不遜な感じだけど、大衆芸能への愛着・プライドや落語への敬意が滲んでるのがいいな。この人の言う「放送作家」が宮藤官九郎のルーツなんですね

2021/02/20

カノープス

なにも考えずに読むにはうってつけの本。

2019/10/26

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