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チェーザレ 破壊の創造者(12) (KCデラックス)

チェーザレ 破壊の創造者(12) (KCデラックス)

チェーザレ 破壊の創造者(12) (KCデラックス)

作家
惣領冬実
出版社
講談社
発売日
2019-06-21
ISBN
9784065150924
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チェーザレ 破壊の創造者(12) (KCデラックス) / 感想・レビュー

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ツン

おもしろいけど、次の巻がいつになるのかわからない。。

2019/07/01

neimu

コンクラーベは我慢比べと習った気がする世界史の一幕。蘊蓄も沢山、そうか、お世話係の従者も一緒に寝起きを共にするのか、大変だなあ。それにしてもネットも電話もない時代、直接の顔見知りか、地元関連か、手紙や噂での情報収集か、どんな手段で相手を推し量り、力関係を探っていたのだろうか。海軍まで動かしてローマの治安を守るのか脅かすのか、一体何なんだと思いながら読了。かなり長い期間積ん読だったのは、なかなか読むのに気合いが必要なため。大好きなイタリアの歴史、大好きな時代だけに思い入れもあって、コンディションを整え読書。

2019/10/04

星落秋風五丈原

教皇が倒れていよいよ教皇選挙(コンクラーベ)開始が始まる。というわけで、本巻は若者達の青春群像ではなく、おっさんの群像劇が大半を占める。主人公アンジェロをチェーザレとではなくメディチ枢機卿と共にいる設定にしたため、数日間続く教皇選挙の内幕を垣間見ることができる。聖職売買が行われ、劣勢だったロドリーゴ・ボルジア枢機卿が巻き返してまさかの教皇誕生に至るわけだが、その息子チェーザレは「教皇庁をぶっ壊す」と宣言。中から壊すか、外から壊すか。後の彼は後者を取るが、それは内からの改革の限界を感じたからなのか。

2019/06/23

buchipanda3

久々の続刊に歓喜。前巻での流れそのままにボルジアとメディチの対立軸が決定的に。さらにその状況下でコンクラーベ(教皇選)が実施される事態となる。教皇選ってこんな風に行われるんだと興味津々で読んだ。しかも腹の探り合いをするロドリーゴ・ボルジアとローヴェレの争いの中、それぞれの陣営にまだまだひと悶着ありそうな感じが…。緊迫するナポリ情勢で「乾麺は固茹でに限る」(注記付き)には吹いた。ジョヴァンニは前回に続いて何気に片鱗を見せているのか。そしてチェーザレの思惑も楽しみ。あとルクレツィアも気になる。

2019/06/23

六点

さて、歴史上では腐敗選挙と悪名高い1492年の教皇選挙(コンクラーベ)がスタートした。恐らく日本の漫画で「コンクラーベ」そのものを単行本一冊使ってやるなんて初めて見たような気がする(個人的な感想です)。イタリア半島内のパワーバランスに加え、半島外の大国の意向も絡み複雑な様相がより混迷を助長している。コンクラーベに参加する人、それに掛ける人それぞれの動きが描かれており、大変な心理劇が展開されている。選挙結果を知るまでは死ねなくなってしまった。全く、因果な漫画を気に入ってしまったものである。

2019/06/21

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