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日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学 (講談社現代新書)

日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学 (講談社現代新書)

日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学 (講談社現代新書)

作家
小熊英二
出版社
講談社
発売日
2019-07-17
ISBN
9784065154298
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日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学 (講談社現代新書) / 感想・レビュー

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KAZOO

新書で書かれているのですが内容的には選書やハードカバーであると感じました。それと題名が日本社会とはいうものの分野的には雇用関連の話が中心を占めています。かなり過去の文献を読みこんでおられてそれなりに参考となるのですが分析にとどまっていて今後の方向性や政策に参考となるものをもう少し示してほしい気がしました。

2019/11/23

佐島楓@執筆中

労働史を概観することでこの国の雇用のしくみを読み解くもの。先行研究を多く参照し、データを使いながらシャープな論理を展開している。新書で約600ページとかなりの分量なので本当に興味のある方しか手に取れないかと思うが、欧米との雇用形態の比較もあるため、しっかりとした知見を身につけたい方におすすめしたい。

2019/07/20

とくけんちょ

社会のしくみを歴史的な流れに沿って考えることで、日本らしさというものがわかってくる気がした。日本人らしい考え方というものは、長い長い経験値によって培われた人間性なんだろう。大きな視点でしくみを俯瞰したが、今は、このしくみで、どう具体的な取り組みに結びついていくのかを具現化せねばならない。ここに政治がある。メリットがあれば、デメリットもあるのは当然、皆が自分のこととして考えることが、これからの日本には必要だ。

2019/10/12

よっち

学歴と年功が評価されてきた日本社会。「大企業型」「地元型」「残余型」に分類し、それがどのような過程で成立していったのか、雇用を軸に職務重視のアメリカやドイツなどとも比較しつつ解説した一冊。経済成長が続く時には増える正社員枠も頭打ちで、社会全体で高校進学率や大学進学率が上がってゆくと、誰もが期待するような職につけなくなるのは確かに必然なのかなとも感じました。雇用改革が叫ばれて久しいですが、これまでの経緯を読むとそう単純なものでもなくて、何かを変えれば良くなるという簡単なものではないことがよくわかる一冊です。

2019/08/23

ころこ

大意を補うと、日本の大企業の雇用慣行の根強い不公平に、日本の「しくみ」の根源が見て取れる。「しくみ」の歴史的経緯と外国との社会比較を通じて、大企業における雇用慣行を見直すことで、「しくみ」の周辺にある中小企業や不安定労働の雇用やそれらの人々の社会保障にも良い影響があるはずだ、となります。多くの資料を駆使し、大企業や公務員における雇用史の読み物として優れています。他方で、「しくみ」とは昔の日本特殊論におけるウォルフレンの「システム」に他ならず、平凡な指摘です。本書は1章と終章が日本の雇用なのに対して、途中の

2019/11/18

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