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猿の見る夢 (講談社文庫)

猿の見る夢 (講談社文庫)

猿の見る夢 (講談社文庫)

作家
桐野夏生
出版社
講談社
発売日
2019-07-12
ISBN
9784065161159
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猿の見る夢 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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ミッフー

これが桐野さんの小説⁉️渡辺淳一先生の作品じゃないの❓と思わせる一冊📖軽いタッチでケチで自己中な親父の破滅が書かれてます。主人公親父の薄井が地位と資産を除き全く他人に思えず、「最後はハッピーエンドであってくれ❗️」と祈る気持ちで読んでる僕😅あっという間に600ページ近くを読み終えていました💦最後は尻に引かれる運命も妻の史代とよりが戻るかと思いきや😱そこが男の不貞に甘い渡辺先生とは違い、女性である桐野先生の厳しいところ😓でも59歳で週に二日、二回戦は男の精力事情に疎い女流作家ってとこでしょうか😜

2020/06/11

佐島楓

時々桐野作品だということを忘れそうになりながら読み進んだ。スケベな初老のオッサンの波瀾万丈な日々が活写されており、欲望と保身のバランスがリアルだった。悪意なく悪意を振りまく女性陣も存在感を放っており、このあたりは桐野さんの人物観察眼さすが、と思う。ある程度の年齢になれば、女性も皆心の中にオッサンを飼っているということを自覚させられた長編であった。

2019/08/09

Miyuki Usa

長いものに巻かれるサラリーマン。59歳。金も地位も女も適当に持ち続けていたい。薄情で貪欲。何が楽しくて過ごしているんだろう。また、露悪的な女性が次々と登場し、そのたびに翻弄され。誰ひとり魅力的な登場人物がいないのにテンポよく読まされた。

2019/09/16

りつこ

主人公の薄井は100人女性がいたら99人が嫌悪感を抱くタイプの男。小心者であらゆることから逃げてまわりケチでセコくて女に弱い。本人はうまく立ち回っているつもりだけど周りからは見透かされている。愛人に送る甘ったれた文体のメールの気持ち悪いこと!出てくる女たちの毒気もたっぷりで、頭がファンタジーな薄井が女たちの間を自分に都合のいい夢を抱きながら右往左往するのが面白いような哀れなような。それでも面白くてページをめくる手が止められず1日で読んじゃった。露悪小説って感じだけどラストの余韻は好き。

2019/10/16

カブ

主人公薄井正明、59歳。カジュアルブランドOLIVEの取締役。社内の派閥に目を光らせ、会長秘書の浅川の美貌にソワソワ、月3万円で愛人を囲い妻にはバレていないとタカをくくっている。ほんとうに男ってバカ。

2020/03/30

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