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嫌な奴 (講談社文庫)

嫌な奴 (講談社文庫)

嫌な奴 (講談社文庫)

作家
木原音瀬
出版社
講談社
発売日
2020-02-14
ISBN
9784065162798
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嫌な奴 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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papako

木原さんBL作品文庫化。うわー、なんか不気味な展開でした。和也が小学生の時に出会った乱暴な男子三浦。中学卒業で縁を切ったはずだった。しかし。。。まー、なんとも言えない関係だ。和也も和也だけど、三浦も三浦だ。泥沼?なんで決別できない?嫌な奴なのはどっち?ほんとに嫌なの?どうもみなさんのレビューを読むと結局ラブラブになるみたいですが、わからんわ。と思う反面、どこかでうらやましいって思う自分もいる。やっぱり一筋縄ではいかないわ、木原作品。

2020/02/19

あっちゃん

気になっていた作家さん!かなり心情的に追い込まれるような息苦しさがなんとも言えない(笑)BL本と読めば納得出来るのか?しかし、私的にはコレはイヤミスだな( ̄▽ ̄)

2021/10/26

さおり

苦しいお話でした。木原さんの本で楽なのんなんてたぶんないから、覚悟して読んでるんだけどそれでも。はー、もう息苦しいわ。和也にどこまでもどこまでも執着する男、三浦。ストーカーとかそういうレベルではない。病気というか、むしろ人生というか。私は流されやすい人間なので、和也の三浦を嫌う気持ちが減らないことの方にも特異ななにかを感じてしまう。なにせ、怖い。もう、どっちかひとり諦めたら?と思いながら、結局一気に読んでしまった。怖い。

2021/01/14

mincharos

「箱の中」以来どハマりした木原さん。これは、、、解釈に困るけど、これも一種の愛の形?愛なのか憎しみなのか、はたまた執着なのか。最初はずっと杉本目線で、三浦ってほんと嫌な奴だな~と思いながら読んでたけど、だんだんと三浦が可哀想に思えてきて肩入れしてしまう不思議。女性相手になら間違いなく強姦で(いや男相手にでもそうだけど)、でも三浦の言い分「心はくれないんだろう。身体は反応してくれる。身体の方がずっと優しい」に少しだけ共感。最初からもっと心で会話してあげていればと思うけど、これはこれで2人のカタチなのかも。

2020/06/16

しましまこ

旧版読んでて、消耗するって分かってるのにまた読んじゃう。SS「変わらない日々」読めて良かった。

2020/02/20

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