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奈落の偶像 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)

奈落の偶像 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)

奈落の偶像 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)

作家
麻見和史
出版社
講談社
発売日
2019-08-09
ISBN
9784065166123
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奈落の偶像 警視庁殺人分析班 (講談社文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

absinthe

犯人に同情してしまいむしろ犯人を応援したかった。犯人…観念するには証拠が乏しすぎる!もっと踏ん張れ!と言いたかった。相変わらず高いクオリティのシリーズ。無理に複数の事件を組み合わせることなく今回もシンプルな劇だった。小劇場がもっと話題に上るかと思ったがあまり踏み込まず残念。absintheは小劇場が大好きで一時かなり通ったのだがコロナが拡散してからは残念ながら観ていない。個人的にはその辺を掘り下げてほしかった。

2021/03/11

utinopoti27

銀座のショーウィンドウに吊るされた舞台演出家。持ち去られた「リアルマネキン」。被害者の胃に残っていた右耳用のイヤホンは何を意味するのか。そして第2第3の犯行が・・。銀座を舞台に繰り広げられる謎多き凶悪事件に、ヒロイン・如月塔子をはじめとした殺人分析班が挑む人気シリーズ第9弾。本作の読みどころは、お馴染み11係の円熟した連係プレーに加え、「観客型犯罪」と銘打った手口の意外性にある。犯人捜しの妙味をあえて抑え気味にし、刑事として成長した塔子の魅力に軸足を置く構成も悪くない。ロングシリーズならではの趣向だろうか

2020/05/19

KAZOO

麻見さんのこのシリーズの文庫化9作目です。すでに新書のときに読んでいたのですが発売されての再読です。主人公のコンビがうまく解決します。徐々にこの女性刑事も進化しているような感じです。銀座のど真ん中での殺人事件で地図なども出てきたりして銀座の様子などがよくわかります。いつもながら楽しませてくれます。

2019/08/22

まこみん

文庫になるのを待って読んでいるシリーズ。今回の舞台は銀座界隈。知っている通りも出てきて嬉しい。(和光が和創、三越が加賀谷、シアタークリエがシアターダイヤ等と代わっているけど)事件の始まりは、あるショーウインドウに吊るされた男の遺体。代わりに人間そっくりなマネキンが消失。マネキンの秘密、第2、第3の事件。捜査一課の如月塔子を取り巻くメンバーとの打合せメモが、私達読者の記憶の整理としても役立ってくれて読みやすい。ミュージカルを敬遠している鷹野にもクスッと。河上の贈り物が役に立った。

2019/10/21

ナミのママ

シリーズ9作目。今回は銀座が舞台、土地勘があるのでサクサクと読了です。でもなんで通りは実在名でデパートとかわざわざ似せたネーミングにしたんだろう?読みにくかったです。事件はショーウィンドウに吊るされた男性遺体から始まり連続事件へ。少しずつ成長する塔子ちゃん。コンビの鷹野刑事、科捜研の河上さんとの異性関係も気になります。本筋の事件が少しマンネリした感じなので次作は間を置いてから読みます。

2020/03/02

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