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答えより問いを探して 17歳の特別教室

答えより問いを探して 17歳の特別教室

答えより問いを探して 17歳の特別教室

作家
高橋源一郎
出版社
講談社
発売日
2019-08-29
ISBN
9784065169292
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答えより問いを探して 17歳の特別教室 / 感想・レビュー

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アキ

NHKラジオ高橋源一郎飛ぶ教室にて、文学は実学である、と言うのに感激した。文学とは、ことばと人間を専門とする学問。そしてそこに正解はない。誤読OK。場合によっては作家の書き間違えも直さないことを小島信夫に教わった。きのくに国際高等専修学校にて17歳の高校生に行った特別授業。1日目は、ナルニア国ものがたり・鶴見俊輔・森巣博を先生に、狭い常識のなかで生きてる人に違う世界を見せてくれる人のことを伝え、2日目に自由に書くこと、できれば渋谷109式をおススメし自分のモヤモヤを「ことば」にすることを教えて授業を終える

2020/05/22

佐島楓

一般の学校の授業は、成績とか内申点とか、数値化できるものばかり求めすぎている。即答できない問いを投げかけられることが少なくなっているとしたら、それは不幸なことかもしれない。これを読んだ(授業を受けた)子どもたちが、より深い人生の問いに向き合い、潜っていくことを願っている。もちろん、大人の読者でも考えさせられることは多い。おすすめ。このシリーズはほかに京極夏彦氏、磯田道史先生などもラインナップされているので、読んでいきたい。

2019/08/30

メタボン

☆☆☆ 高橋源一郎が紹介する文章は、はっとすることが多い。ソクラテスやイエス・キリストは自分で本を書いたわけではない、弟子によって伝えられた形態となっているが、「答え」が書かれているのではなく、伝えられた言葉を考えることに意味があるのだ。自分以外のものについて「私」というテーマで書くという授業も面白かった。課題を与えられて書かれた生徒たちの作文は、どれも自由な発想で感心した。小説を書くことの原点を見るような気がした。「老人の美しい死について」の農婦の遺書に感動したほか、「左利きの卒業式祝辞」も気になった。

2020/01/13

まるほ

作家の高橋源一郎氏が、和歌山県にある「きのくに国際高等専修学校」で行った2日間の特別授業の講義録。作家として“読むこと”“書くこと”とはどういうことなのか、本質を問い直す。▼講義録なので、語り口こそ平易ではあるが、その内容は鋭く、深い。さすがという感じ。この授業を受けた生徒はいい経験をしたなぁと思う。▼読みながら、何度もハッとさせられた。ウチの子供も読んでほしいな、と思う。

2020/03/24

G-dark

学校で教えてくれる「答え」は、自分以外の人が与えてくれたもの。自分で「問い」を抱いて、自分で導き出した「答え」ではありません。教科書で「答え」を覚えて、その通りにテストに「答え」を書けば良い成績が取れるけれど、社会に出たらそうはいきません。この本は、まず自分で「問い」を探そう!という本です。自分で考えたその「問い」に対してそもそも「答え」があるのか?と考えるのも大事!他人の「答え」を覚えるだけの人生なんて、つまらないですから。常に「問い」を持ち続けて、自分なりの「答え」を導き出す人生の方が絶対楽しいはず。

2020/05/19

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