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令和元年のゲーム・キッズ (星海社FICTIONS)

令和元年のゲーム・キッズ (星海社FICTIONS)

令和元年のゲーム・キッズ (星海社FICTIONS)

作家
渡辺浩弐
坂月さかな
出版社
星海社
発売日
2019-07-16
ISBN
9784065169322
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令和元年のゲーム・キッズ (星海社FICTIONS) / 感想・レビュー

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鳩羽

政府によって寿命が50歳に決められた世界を舞台にした、ショートショート。死にたくなくても50歳になれば安楽死センターに連れていかれ、その代わり50歳までは衣食住政府に面倒は見てもらえる。50歳を目前に逃亡する者あれば、50歳を過ぎれば誰でも処分していいので、容赦なく子供による老人殺しが行われたりもする。全体的に後味の悪い、ディストピアな雰囲気の作品が多いが、誰かにとってのディストピアは誰かにとってのユートピアでもあり、親や高齢者へのやりかえしてやった感が満載である。しかし、それもまた虚しいのだった。

2019/08/27

コリエル

令和元年5月1日から1日一本ずつ、31日間をかけてハイスピードで完成された短編集。完成から本のリリースまで40日程度というのも実にスピーディ。各話ごとの創作風景はライブ配信され、本にはその動画たちのQRコードが添付されている。読者はこれを読みながら、その創作の経過を今からでも、何十年か先であってもアクセスして見ることができるというのが面白い。31本の短編たちの中では、ゲームキッズらしいエピソードである「誕生プレゼント」や「走馬灯システム」がお気に入り。

2019/07/15

てながあしなが

11完全なるアイドル、1510億人の道連れ、17人生ガチャが面白かった。

2020/02/25

nobu23

90-00年代のファミ通を読んでいた人にはお馴染みの、渡辺浩弐のショートショート作品、ゲームキッズシリーズの最新作。過去作と同じく、最新テクノロジーをテーマにしたSFだか、今作は共通の設定の上で物語が作られているのが面白い。

2019/11/13

Eri

寿命が50歳に定められた世界でのショートショート。 全体的にブラックな話が多くて、これを手放しで面白いと言ってしまっていいのか迷うけれど、面白かった! 長生きしたい人と、そうでない人とで感想はわかれそう。わたし自身は長生きに興味がないので、こういう世界もありだなー、と思って楽しめた。

2023/07/18

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