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月に吠えらんねえ(11) (アフタヌーンKC)

月に吠えらんねえ(11) (アフタヌーンKC)

月に吠えらんねえ(11) (アフタヌーンKC)

作家
清家雪子
出版社
講談社
発売日
2019-09-20
ISBN
9784065169742
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月に吠えらんねえ(11) (アフタヌーンKC) / 感想・レビュー

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ぐうぐう

「翼賛詩を罪科とのみ捉えていては何も進まないのです 戦勝国では愛国心の表明は賛美され続ける 時代により変遷する価値観でしかない 翼賛詩を通して我々が問われるべきは芸術の真髄でしょう」しかし、敗戦国として戦後を生きる人々は、それを許さなかった。なぜ優れた翼賛詩が生まれなかったのか? 近代人の自己とは何か? 日本人の精神性とは? それらの疑問は戦争犯罪の名のもとに廃棄物と認定され、隠蔽されてしまった。(つづく)

2019/10/20

かやは

現代は詩を必要としていない。詩は歌やアニメ、ゲームや映画、色んなものに溶け込んでいて、個人でも好きに言葉を発信できる世の中だから。誰かが誰かの思想を継いでくれるということもあまりないように思える。近代詩人の代表格ともいえる「朔」を解放したのが詩人であり小説家でもあった「犀」であるというのが、この先の言葉の展開を予期しているようにも思えた。この作品のおかげで「詩」とはなんであるかが少しだけわかったような気がする。最高の作品でした。ありがとうございます。

2019/09/26

シゲミ

月吠えがきっかけで萩原朔太郎に興味を持ち、〝好きだけど作者までは知らなかった「こころ」(テルーの唄のプロトタイプ?)の作者”と知り、運命を感じた。そこから熱を上げていき、とうとう大学の研究対象として選択するまでになった。まさに、この漫画との出会いが運命を変えたといっても過言ではない。――そんな大切な漫画が、とうとう終わってしまった。重い題材に四苦八苦しながら読んだこともあった。それでも最後まで完走できたのは、清家先生の熱量に充てられたせいかもしれない。ああ、語るには文字数が足りない。

2019/09/24

たろさ

今更ながら最終巻。龍くんには死んでほしくないなぁ。「日本語は優しすぎて猛々しいうたは似合わないのよ」『永日礼賛』と『眞如』が並んでるのがよかった。

2020/04/25

さとみん

ひのもとの語りが誰の言葉よりも腑に落ちた。場は共有しても、思考はてんでばらばらな詩人たちに「この国は」という主語は大きすぎる。ミヨシくんの存在意義と龍くんの立ち位置、そして腹の底の読めなかった釈さんの目的。全てがおさまった幕引きの言葉は「さようなら」。連載お疲れさまでした!馴染みの薄い詩歌に触れ、言葉の渦に呑み込まれる体験をさせていただいたことに感謝しています。

2019/09/23

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