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白い衝動 (講談社文庫)

白い衝動 (講談社文庫)

白い衝動 (講談社文庫)

作家
呉勝浩
出版社
講談社
発売日
2019-08-09
ISBN
9784065170601
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白い衝動 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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竹本明

難しかった。大藪春彦賞の文字に惹かれ、読み始めたが・・・難しかった。サイコサスペンス?ミステリー?と思うところもあり、何とか読み切ることはできたが・・・重い内容・・・結末も、いまいちの感じであった。

2019/09/30

タケチヨ

初読み作家さん。殺人衝動を抱く高校生と過去に監禁暴行事件を起こし服役後に市内で暮らす男、その二人と対峙するスクールカウンセラーの葛藤劇。主人公初め心理学をかじっている登場人物達がゴロゴロと出てくるのですが当人達しか理解出来ないような会話のやりとりが高度過ぎて自分には正直難しい部分も多々あり。終始ぶれまくる感情のせいで理想を掲げる主人公がどこか共感出来ないというか青臭く感じるような...。ミステリー部分もあるにはあるが社会的包摂や絶対悪について色々と考えさせられる重い一冊でした。

2020/06/04

くみこ

スクールカウンセラーの千早に会いに来たのは、「殺すべき人間を殺したい」と、激しい殺人衝動を持つ少年でした。そして街には刑期を終えた元凶悪犯が暮らしています。"包摂"を唱える千早ですが、同僚カウンセラーと教師、千早の夫や恩師に先輩、地域住民と被害者・加害者家族に記者。多彩な登場人物は、人は人を許し、受け入れられるのか、という問題に直面します。千早は、カウンセラーとして精神的に不安定過ぎるようにも思えますが、考えさせられる内容でした。千早と夫の関係が気になります。

2020/06/02

シーズー

難しく重いテーマだった。 もしも我が子に秋成のような告白を受けたら…。 そればかりが頭の中から離れませんでした。 なにが異常で何が正常なのか? なんか、なんかモヤモヤ、キリキリする読後でした。

2019/08/27

JKD

殺人志望の高校生。利発で精神疾患の兆候はないが濃厚な作為の気配は拭えない。果たして絶対悪なのか。こういう感覚は心理学や精神論などの理屈では理解できない。一方で近隣に潜む猟奇的性暴力犯罪の刑期を終えて更生、出所した加害者に対する地域住民の対応に困惑する千早。なぜなら彼は殺人を犯していないし、これからもしないと信じている。さすがにこれを理解してもらうのは至難の業。まさに包摂の限界。異常心理を受け入れる側の心理学という新たな視点が斬新。千早の頑なな態度に何故か共感してしまうが、現実はやはり厳しいと思う。

2019/08/30

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