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天国大魔境(3) (アフタヌーンKC)

天国大魔境(3) (アフタヌーンKC)

天国大魔境(3) (アフタヌーンKC)

作家
石黒正数
出版社
講談社
発売日
2019-10-23
ISBN
9784065172667
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「天国大魔境(3) (アフタヌーンKC)」のおすすめレビュー

謎解きと鮮やかな伏線回収が気持ちいい! アニメ化で話題の近未来SF冒険譚『天国大魔境』

『天国大魔境』(石黒正数/講談社)

 荒廃した近未来の日本を、少年・マルと“おねえちゃん”ことキルコのふたりが旅するアドベンチャーコミック『天国大魔境』(石黒正数/講談社)が今アツい。

 2018年から連載が開始し、2019年には「このマンガがすごい!」のオトコ編第1位を獲得。すでにある程度の知名度があったのだが、この2023年春にTVアニメ化され、一気に話題になっている。アニメの話数を重ねるにつれて、原作未読の人々は引き込まれていき、原作ファンは映像と演出において驚いているのである。

 かく言う私は原作未読であったが、アニメの2話を見た時点で我慢ができず、単行本を揃えてしまった。そうさせる魅力がこの作品にはある。

 廃墟のビルが残る世界を、バディ(相棒)の男女が旅する物語。一見、王道な冒険譚ではあるが作品の構造は複雑で、作中には多くの謎や伏線がちりばめられている。ただ本作の魅力は謎解きだけではない。他にもストーリー展開、世界観、設定、そして生き生きとしたキャラクターたち、これらすべてが読者をぐっとひきつける。

 なお、できる限り謎解きにならないよう紹介…

2023/6/10

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天国大魔境(3) (アフタヌーンKC) / 感想・レビュー

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exsoy

トキオにびっくりなんだが、最後でもっとびっくり。

2019/11/03

眠る山猫屋

施設での歪んだ平和が怖い。アスラという自殺した子供、謎の病。それが日常だと教育されているから受け入れていたという事を知った時・・・。そして不滅教団の敷地に潜入するキルコとマル。相変わらず言葉遊びが愉快。不死身軍団とかホテル王とか。野生の熊との戦いとか。

2019/10/24

レリナ

まだまだ謎の多い作品だが、一体このマンガの世界はどうなってしまっているのか、色々考えさせられる作品だなと思う。淡々と話が進んでいるが、時折描かれる絶望感のある描写はこの世界の終末感を感じられて、ワクワクする。マルたちが目的地にたどり着くまでにヤバイ展開になってきたので、今までよりさらに引き込まれた。銃が効かない化け物とかヤバイでしょ。まだまだわからないことだらけだが、このゆったりとした話のスピード感がこの作品の魅力でもあると理解すると情報開示の瞬間が楽しみになる。次巻が待ち遠しい。次巻に期待。

2019/11/05

JACK

◎ 異なる2つの物語が並行して描かれるSFサスペンス。廃墟となった東京の街で不死身の怪物「人食い」と戦いながら「天国」と呼ばれる場所を探すマルとキルコ。街で集めた情報の中には、死なない身体を作る方法を研究している「不滅教団」なる団体の話もあった。そこに行けば天国の情報が手に入るはず。2人は先へと進む。一方、清潔で安全な学園にいる子どもたちが1人また1人と病気にかかっていく…。この巻の最後には衝撃的な展開がありましたが、次の巻が発売されるのは半年以上先。先が気になります。読書メーターの読んだ本3000冊目。

2019/11/13

ソラ

読めば読むほど謎が深まる。 並行して進む二つの話がどこでつながってくるのか…

2019/11/02

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