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日曜日の人々 (講談社文庫)

日曜日の人々 (講談社文庫)

日曜日の人々 (講談社文庫)

作家
高橋弘希
出版社
講談社
発売日
2019-10-16
ISBN
9784065172711
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日曜日の人々 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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みどどどーーーん(みどり虫)

『送り火』で気になって(好きになったというより、イヤなのに何故か目を逸らせない感じ)、他も読まなくちゃと思っての高橋弘希さん2冊目。死にたい気分の時に読んだら、そのまま本当に死んでしまわないのかと、死にたい気分ではない私は思う。そしてそんな私ですら、彼らの死にたくなる気持ちを否定できなくなる。死ぬなんてバカじゃない?って軽く言えなくなる。死にたい?誰かと一緒なら死にたい?それか誰かの死ぬのを見たい?・・・私は生きたい。こういう小説を読んで、知って、感じて、考えて、私は生きていきたいと思ったよ。

2020/06/17

キビ

はっきり言って辛い。読んでて苦しい。でも、読んでしまった。ページは少なめなのに、心と頭に入ってくるものの量が半端ない。作者の紡ぐ、文と言葉の為せる技?そしてまた、ぐるぐる考えてしまう。纏まらない…。寝る前に読む本ではなかったなぁ。別作品ってどんな感じなのだろう。読んでみたい。

2019/11/04

ちびあんすも

とにかく精神的に削られまくった。いつもちょっと飛ばし読みするクセがあるけど、これは一言一言丁寧に読んだので、余計に気力使った。なぜか飛ばし読みさせない引力みたいなものがあった。同じ青森出身という事で興味を持ち、薄目の本だからと軽い気持ちで読み始めたものの…いやはやページ数とか関係なく体力使った(¯―¯٥)私は幸いにも?人生で自殺願望というものを持ったことがないけど、持ってる人は読んではいけない本。たまにそういう本あるよね。淡々とした文章なのに自殺者の心情とかすごくてうっかり納得しそうになる。怖い本。

2021/08/08

mer

「拒食も過食も言葉だと思っているよ」というセリフが印象的。不可視な心の傷に気づいてほしいという一種の懇願のようにも、私の心の傷をお前の脳裏に焼き付けてやるという脅迫のようにも思えて、いやまだ解釈はありそうだなとも思った。心の底に埋もれた嘆きを人に伝えるためのひとつの手段としてそれらがあり、言葉もその内に含まれていることを本作で気付かされた。言葉によって大きな誤解を招いたりすると自分の不器用さや表現の下手具合にうんざりすることもあるけど、自分なりの個性や感性で、私も人に伝えたいことを伝えられたらいいな。

2020/12/30

日曜日なので文庫で再読しました。読んでいる方もしんどくて、今も不眠症を患っている身としては吉村の言うことすごくわかる。「不眠は昼に肉体を蝕み、夜に精神を蝕む」 。拒食も過食も不眠も自傷。言葉にすることで救われたり、救われなくてますます呑み込まれていったり。他人事として読めないのですが、でも高橋さんは苦しみを過剰に表すのではなく、そのままの重さで描かれるので好きです。

2020/04/12

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