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宮辻薬東宮 (講談社文庫)

宮辻薬東宮 (講談社文庫)

宮辻薬東宮 (講談社文庫)

作家
宮部みゆき
辻村深月
薬丸岳
東山彰良
宮内悠介
出版社
講談社
発売日
2019-11-14
ISBN
9784065174166
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宮辻薬東宮 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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ソルティ

ホラーミステリー系でリレーするアンソロジー。どれもおもしろかったです。サラッと読めて深く刺さるというものではないけども、作家さんの入口になればいい。音楽でいうとこのフェスみたいな笑。私はやっぱり宮部みゆきさん、宮内悠介さん好きだなー。「「ただ、きみ自身も、もっと自分のことを大切にしなきゃいけないってぼくは思う。自分以外の人の心は見えない。だから言葉や態度からその人が何を思っているのかを推し量るしかない。だけど、言葉や態度を偽れる人間はあまりにも多いから」もっと早くこの人に会いたかったなと思った。」

2024/03/02

アッシュ姉

ずっと読みたかったリレーアンソロジー。トップバッターの宮部さんのインパクトが凄かった。大好物の家ものホラーに歓喜と恐怖で震える。このすごいバトンを繋ぐのは大変だったろうなと推察。さすがの辻村さん、新鮮だった薬丸さん、東山さんと宮内さんは初読み。面白かった順が掲載順だったので、ちょっとトーンダウンしてしまったが、最後思わぬところに繋がって楽しかった。

2021/11/30

三代目けんこと

豪華リレーで、ちょっぴり怖いミステリー。次は、森見・万城目・道尾・米澤…のリレーが読みたい。

2021/05/12

りゅう☆

引っ越した家で散々苦しめられた結果、怒りの衝動が残虐で…宮部みゆきさんの好きなホラーテイストで始まった競作アンソロジー。そうあってほしいのに、どうしてそうじゃないのかと怒る抑圧的な親はいなくなるってどういうこと?辻村深月さん。殺されたのは一体どの私?夏目信人刑事登場の薬丸岳さん。死を示すスマホの呪いから逃れることはできないのか?東山彰良さん。機械の中の幽霊に気付いて空っぽになった時、宮部さん最初のシーンに戻った宮内悠介さん。薬丸さん東山さんはホラー初だそう。どれもゾゾゾと見事に恐怖を感じる作品揃いでした。

2024/03/23

オーウェン

5つの短編をつなぐアンソロジー。共通しているのはホラーというだけ。印象的な3話。宮部みゆき「人・で・なし」会社の同僚で先輩と僕が話す居酒屋での会話。新築の家を撮ると実際とは違う写真に変わる不思議な現象の顛末。辻村深月「ママ・はは」私とスミちゃんの話。スミちゃんのママは隙を一切見せない。そんなママに満足していたスミちゃんだったが…薬丸岳「わたし・わたし」市川由香里は彼氏に詐欺容疑が発覚し警察に尋問される。刑事に素性を聞かれるが、事実と異なる箇所が。ホラーならではのいやな終わり方が各作家の持ち味を出している。

2022/03/14

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