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オールド・ファッション 普通の会話 (講談社文芸文庫)

オールド・ファッション 普通の会話 (講談社文芸文庫)

オールド・ファッション 普通の会話 (講談社文芸文庫)

作家
江藤淳
蓮實重彦
出版社
講談社
発売日
2019-12-12
ISBN
9784065180808
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オールド・ファッション 普通の会話 (講談社文芸文庫) / 感想・レビュー

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なつのおすすめあにめ

すごく頭の良い二人の会話、楽しそうに話しているかと思うと、突然クリティカルな言葉が飛び交う。江藤淳はともかく、蓮實重彦は数年前に文学賞の授賞式でぼやいていたのでイメージよりも大人しい印象……まあ時期は全然違うのですが。

2022/09/03

go

たしかに普通の会話なんだけど、非常に面白い。むしろ普通に話しているからこその面白さというか。アルコールも入ってるし。東京駅のステーションホテルというのもいい。これ読んだら泊まりたくなる。でも一泊五万とかするからなあ…

2022/04/21

ご〜ちゃん

本当に普通の会話。高橋源一郎さんの解説にあるように、戦後を代表する、ふたりの批評家が、一晩、東京ステーションホテルに滞在して、思うところを話し合う。ただそれだけの本。 雑談といえば雑談だし、テーマも特に無しで、タメになるかどうかというと、何とも言えない本。 この本を読んでいると、大人の会話を、遠慮なく傍で聞いているような感覚になる。

2021/07/14

check mate

江藤淳・蓮實重彦ファン、あるいは吉本隆明・柄谷行人アンチが読めば楽しいのだろうと思う

2022/11/08

猿田康二

戦後を代表する評論家二人による初対面での対談を綴った一冊。横綱同士ががっぷり四つで互いに遠慮なしの本音のぶつけ合いにある種の爽快感を感じたし、お二人の掛け合いに上等な漫才を聞いているように笑わせる場面もあり、大いに楽しめた。また、もう戦後ではないと言われた昭和30年代に生を受け、守るべきものは憲法だと教育を受けた者にとって、江藤氏の主張する日本国憲法など改憲ではなく廃憲したほうがいいという一言は、価値観を180度転換する発想に驚かされた。お二人の知見と主張に驚き続けて読んだ一冊。

2020/03/31

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